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2024年 第34回公演の演目は……。 [しゃぼん玉の欠片を眺めて]

告知です。

2024年12月8日(日)

第34回公演の演目は、

「しゃぼん玉の欠片を眺めて」作 大西弘記 演出 齋藤尊史

に決定いたしました。

すでに齋藤演出の指導のもと台本の読み合わせが始まっています。

今年度は団員も8名増えて23名になりました。フレッシュな仲間を迎えて今まで以上に
エネルギッシュな舞台をお目にかけることができると思います。

新しい機関車と新車両を増設した劇列車の舞台をどうぞお楽しみに!

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四街道市民劇団 座・劇列車について(沿革、上演作品など) [その他]

ご無沙汰しました。久しぶりの書き込みです。

お陰様でこの数ヶ月で団員が15名から23名になりました。

新しい団員にも、また他の方にも劇団のことについてもっと知っていただきたいと思い、当劇団についてまとめてみました。

どんなことがきっかけで誕生した劇団なのか、またこれまでどんな作品を上演してきたのか、など劇団について興味のおありの方はぜひお読みください。

四街道市民劇団 座・劇列車について

★代表
 入村 信博(にゅうむら のぶひろ)

★団員
 23名(女性 12名 男性 11名)  2024年3月現在

★主な公演
 ●本公演 毎年12月に四街道市文化センターにて
 ●四街道公民館まつり公演 毎年10月公民館ホールにて
 ●SAMMU演劇祭公演 毎年2月山武市成東文化会館のぎくプラザにて

★主な稽古場
 四街道公民館

★定例稽古
 毎週金曜日 19時~21時
 毎月第2土曜日 15時~19時
 毎月第4日曜日 17時~21時

 ※ 土日稽古については都合により変更することがあります。また、11月はこの他に臨時稽古があります。

★入団費・会費

 入団費 2,000円 会費 月3,000円

 ※ 保険は全員加入してもらいます。費用は団費から支出します。この他、衣装代(私物にする場合など)、リハーサル・本番の弁当代などかかかります。

★チケット代金

 前売り・当日ともに 一般 1,000円。 高校生以下は無料。

 ※ チケットノルマはありません。売れたチケットのうち当日来てくださった分だけを団に納めていただきます。

★その他

《創立》
 1991年、四街道市文化振興事業として開講されたコミュニケーション講座に集まった市民が、「手づくり演劇」の名称で、講師の西田了、作・演出の『やまんば おゆき』を四街道市文化センターホールで上演しました。
 1993年、市の要請もあり「ミュージカル・イン・よつかいどう」という名称で活動を再開しました。
 1995年、有志が四街道市民劇団「座・劇列車」を創立し、以来年1回の四街道市文化センターでの本公演を中心に活動しています。

《西田了先生》
 劇団創立のきっかけをくださった西田了先生はかつて劇団あすなろの主宰でした。今でもあすなろの流れを汲む劇団アルファーに大道具、照明、音響でお世話になれているのは西田先生のお陰です。
 西田先生は第1回『やまんば おゆき』の他、第2回『ヤーノシク』、第3、4回『笠地蔵異聞~雪姫情話』、第5、6回『牡丹無情・里の恋歌』の作・演出、さらに第20回『ねむ太郎恋唄物語』、第21回『 羅生門異聞~辻唄の伝説』、第24回『雨情・慕情「下総のお吉」』の作・演出をしてくださいました。またその際には少しでもいい役者になれるようにと演技向上のための指導も開いていただきました。西田先生に教えていただいたことは劇団の宝物だと思います。これからも伝えていきたいと思っています。

《演目》
 作品のジャンルは特に決まっていません。とにかくお客様に喜んでもらえるような作品を上演したいと思っています。
 初期の作品はミュージカルでしたが、途中から既成のストレートプレイ(ミュージカルではなくセリフを中心とした演劇作品)を上演する劇団になりました。
 劇団員のオリジナル作品は第19回公演(2008年)の『夕暮れの蜃気楼』(加藤澄江)が最初ですが、最近では第27回公演(2016年)『クロスロード~運命をつなぐ四つ辻』(高平九)、第28回公演(2017年)『人情喜劇カリホルニアホテル』(高平九)、第32回公演(2022年)『オカリナの少年~クロスロード2』(高平九)、さらに第33回(2023年)『ヒーローのいる町』(田悟健一)と地元の四街道や千葉県を舞台としたオリジナル作品も上演するようになりました。

《演出》
 西田先生に演出をお願いした作品以外は、団員が演出も行っていましたが、最近は勉強のためということで、外部の演出家をお願いすることも増えました。
 前出の『人情喜劇カリホルニアホテル』、第30回(2019年)『天国までの百マイル』の演出を長野克弘さんに依頼しました。長野さんは演劇専門学校の講師を務めていらっしゃる方で、プロの役者さんとしてもテレビや映画でも活躍していらっしゃいます。
 2021年は30周年作品『やまんば おゆき』の演出を青年劇場の福山啓子さん、船津基さんにお願いしました。そして2024年は俳優の齋藤尊史さんに演出をお願いすることになりました。齋藤さんは千葉市出身で高校生のころは劇団ルネッサンスに所属していました。第1回千葉市芸術文化新人賞の受賞者でもあります。どんな演出をしてくださるか今から楽しみです。

《団員》
 10代から70代までの団員がいます。以前はほとんど四街道市民でしたが、現在は他の地域に住んでいる団員が半数を占めています。
 劇団の活動以外にも、市民ミュージカル、バレエ、オペラなどに参加する団員もいます。腹話術をやっている人もいます。合唱団に所属している人、ソロで歌っている人もいます。フラダンスの得意な人もいれば、タップダンスのグループを作っている人もいます。琉球舞踊をやっている人、空手をやっている人もいます。中には座・劇列車とは別に小さな劇団を立ち上げた人たちもいます。これを書いている私もパントマイムが大好きでクラウンQという道化師をしています。そんな個性豊かな人々の集まっている劇団です。

《本公演以外の活動》

 これまで高校の芸術鑑賞会公演、小学校中学校公演、幼稚園公演、老人施設公演、ボランティア公演など様々な活動をしてきました。
 四街道市文化センター以外でも、千葉市文化センター、若葉ホール、県文化センター小ホールなどで作品を上演したこともあります。
 毎年恒例なのは稽古場として使わせていただいている四街道公民館まつりです。最近では2023年に『村田さん』(鈴木聡)、2024年に『白雨五人男女?』(高平九)を上演しました。
 昨年から続いて参加しているのは山武市自主事業「SAMMU演劇祭」です。一昨年、昨年と公民館まつりと同じ演目を上演しました。
 今年の本公演以外の公演については未定ですが、機会があれば積極的に参加したいと思います。

《本公演作品一覧》 

1991年 第1回 やまんばおゆき(原作 浜野卓也、脚本・演出 西田 了 )
1992年 第2回 ヤーノシク(チェコスロバキア民話、演出 西田 了)
1994年 第3回 笠地蔵異聞~雪姫情話(作・演出 西田 了)
1994年 第4回 笠地蔵異聞~雪姫情話(作・演出 西田 了)アンコール公演
1995年 第5回 牡丹無情・里の恋歌(作 西田 了、演出 高橋秀郎)
1995年 第6回 牡丹無情・里の恋歌(作 西田 了)
1996年 第7回 人生は、ばら色…?(作 木庭久美子、演出 大坪 稔)
1997年 第8回 雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた(作 清水邦夫、演出 高橋秀郎)
1998年 第9回 二十二夜待ち(作 木下順二、演出 長澤志保子)・広くてすてきな宇宙じゃないか(作 成井 豊、演出 入村信博)
1999年 第10回 すみれさんが行く(作 斎藤紀美子、演出 大坪 稔)
2000年 第11回 私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト(作 北村 想、演出 高橋秀郎)
2001年 第12回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
2002年 第13回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
2003年 第14回 貧乏物語(作 井上ひさし、演出 高橋秀郎)
2004年 第15回 ゴジラ(作 大橋泰彦、演出 伊橋幸男)
2005年 第16回 人生は、ばら色…?(作 木庭久美子、演出 高橋秀郎)
2006年 第17回 父が帰る家(作 木庭久美子、北原 汎)
2007年 第18回 いやいやながら医者にされ(作 モリエール、高橋秀郎) 
2008年 第19回 夕暮れの蜃気楼(作 加藤澄江、演出 高橋秀郎)・異本竹取物語(作 榊原政常、演出 北原 汎)
2009年 第20回 ねむ太郎恋唄物語(作・演出 西田 了)
2010年 第21回 羅生門異聞~辻唄の伝説(作・演出 西田 了)
2011年 第22回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、北原 汎)
2012年 第23回 見果てぬ夢(作 堤 泰之、入村信博)
2013年 第24回 雨情・慕情「下総のお吉」(作・演出 西田 了)
2014年 第25年 ブンナよ、木からおりてこい(原作 水上 勉、脚本 小松幹生、演出 北原 汎)
2015年 第26回 陽気な地獄破り(作 木下順二、演出 小林和子)
2016年 第27回 クロスロード~運命をつなぐ四つ辻(作 高平 九、演出 北原 汎・長谷川雅一) 
2017年 第28回 人情喜劇 カリホルニアホテル(作 高平 九、演出 長野克弘)
2018年 第29回 袴垂れはどこだ(作 福田善之、演出 長谷川雅一)
2019年 第30回 天国への百マイル(原作 浅田次郎、脚本 八木柊一郎、演出 長野克弘)
2020年(コロナ感染のため文化センターを使用できず中止)
2021年 第31回 やまんば おゆき(原作 浜野卓也、脚本 西田 了、脚色 高平 九、演出 福山啓子・船津 基)
2022年 第32回 オカリナの少年~クロスロード2(作・演出 高平 九)
2023年 第33回 ヒーローのいる町(作・演出 田悟健一)

《本公演以外の上演作品》

●「笠地蔵異聞~雪姫情話」(作・演出 西田 了)
 富里町洗心小学校 1994年
●「牡丹無情・里の恋歌」(作・演出 西田 了)
 県生涯学習フェスティバル95 1995年
●「その後の桃太郎」(作 大久保和彦)
 四街道公民館、あすみの丘 1997年
 福寿大学(演出 北原 汎)、千代田中学校予餞会(演出 大坪 稔)、竹林の家 2000年
 鹿放ふれあい広場、若葉ホール 2001年
●「そら豆が煮えるまで」(作 久保田万太郎)
 千代田保育所、八木原小学校 1997年
 福寿大学 1998年
●朗読劇「戦争は終わらないヒロシマの有る国で」(作 照屋 洋)
 1999年
●「私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト」(作 北村 想、演出 高橋秀郎
 千葉市文化センター(初の有料公演)2000年
●「煙が目にしみる」(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
 若葉ホール 2001年
 のぎくホール、八街公民館、京葉高校芸術鑑賞会 2002年
 若葉ホール舞台セミナー 2003年
●「毒きのこ」(作 飯沢 匡)
 四街道公民館、千代田公民館 2002年
 旭公民館 2003年
●「泣いていた赤鬼」(作・演出 石川和子)
 中央保育所 2003年
●「村一番の大欅」(作 伊藤貞助)
 四街道公民館(演出 北原 汎) 2003年
 旭公民館(演出 北原 汎) 2005年
 わろうべの里(演出 中根恵子)、四街道公民館(演出 中根恵子) 2010年
 四街道市芸文協研修会(演出 中根恵子) 2012年
●「貧乏物語」(作 井上ひさし、演出 高橋秀郎)
 千葉市文化センター 2003年
●「注文の多い料理店」(原作 宮沢賢治、脚本 さねとうあきら、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2004年
●「ゴジラ」(作 大橋泰彦、演出 伊橋幸男)
 千代田中30周年式典 2004年
 若葉ホール舞台セミナー 2005年
●「濯ぎ川」(作 飯沢 匡)
 千代田公民館(演出 高橋秀郎) 2006年
 プリミエール酒々井(演出 北原 汎)、四街道公民館(演出 北原 汎) 2016年
 八木原小学校(演出 北原 汎) 2018年
●「父が帰る家」(作 木庭久美子)
 四街道公民館(演出 高橋秀郎)、千葉市文化センター(演出 北原 汎) 2006年
 青葉の森芸術文化ホール(演出 高橋秀郎) 2007年
●「いやいやながら医者にされ」(作 モリエール、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2007年
●「夕暮れの蜃気楼」(作 加藤澄江、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2008年
●「今昔の詩 草原の涙」(作・演出 西田 了)
 四街道公民館 2009年
●「羅生門異聞~辻唄の伝説」(作・演出 西田 了)
 千葉市文化センター 2010年
●「アエイウエオア王」(作 菅井 健、演出 中根恵子)
 四街道公民館 2012年
●「見果てぬ夢」(作 堤 泰之、演出 入村信博)
 バレンタイン演劇祭(南部青少年センター) 2013年
●「白雨五人男女?」(作 高平 九)
 四街道公民館(演出 入村信博) 2014年
 県文化会館小ホール(演出 高平 九) 2019年
 四街道公民館(演出 高平 九) 2023年
 長寿大学(演出 高平 九)、第2回SAMMU演劇祭(のぎくホール)(演出 高平 九) 2024年
●「陽気な地獄破り」(作 木下順二、演出 小林和子)
 千葉市文化センター 2015年
●「穴~キツネとネズミの物語」(作 高平 九、演出 北原 汎)
 やぎはらサロン他 2018年
●「ベランダードリーム」(作 高平 九、演出 長澤志保子)
 やぎはらサロン他 2018年
●「かあさんの歌」(原作 サトウハチロー、脚色 西田 了、演出 北原 汎)
 四街道公民館 2018年
●「俺らってやっぱ天使じゃねえ」(作・演出 高平 九)
 四街道公民館 2021年
●「村田さん」(作 鈴木 聡、演出 高平 九)
 四街道公民館 2022年
 第1回SAMMU演劇祭(のぎくホール) 2023年 以上
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謹賀新年 [その他]

あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登地震があり、おめでとうを言うのも憚られますが、今は被災地の皆さんの御無事を祈るしかありません。

昨年は12月の『ヒーローのいる町』(田悟健一 作・演出)に御来場いただきありがとうございました。

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若手団員による初めてのオリジナル作品でした。

田悟を初めて若手団員も増え、お陰様で今年は20名の大所帯となりました。全員がキャスト志望ですのでまずは脚本を選ぶのが至難の業ですが、1月中には7作の上演候補作品を3作までしぼることになっています。

今年は千葉市出身のプロの役者さんに演出をお願いすることになっています。劇団の演出家を育てることも大切ですが、プロの演出を学ぶことも劇団の財産になるはずです。どんな演出をしてもらえるか楽しみです。

第34回公演もよろしくお願いします。

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『オカリナの少年~クロスロード2』チラシ! [オカリナの少年]

12月4日(日)四街道市文化センターにて上演いたします、
四街道市民劇団「座・劇列車」
第32回公演
『オカリナの少年~クロスロード2』
(作・演出 高平 九)

のチラシが出来ましたよー。

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ご来場お待ちしておりまーす。


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ルボン山再訪 [オカリナの少年]

久しぶりにルボン山に登ってきました。12月本公演の演目『オカリナの少年~クロスロード2』の舞台です。

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数年前までは桜の名所でしたが、今はすっかり伐られて切り株が残るだけです。

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かつてはここに野戦砲兵学校がありました。戦争末期には15歳から18歳の少年が砲兵として学び、2期生までは戦場に送られました。今回の芝居の主人公は16歳の少年砲兵です。

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野戦砲兵学校の反対側には下志津原が広がっています。ここには江戸時代には佐倉藩の火業所(砲術練習場)がありました。ルボン山は大砲の射垜(しゃだ・的山)です。佐倉藩士大筑尚志が築き、明治になってフランスから派遣された軍事顧問ルボン砲術大尉が整備したそうです。本当の名は大土手山ですが、大尉の名にちなんでルボン山と呼ばれています。

その後、四街道駅が開設されると、この山の下から佐倉方面に大砲を撃つことになりました。それに伴い野戦砲兵学校も周囲の施設もすべて駅側に移転したそうです。

ちなみに総武本線が開通したとき、当時新聞記者だった正岡子規が四街道を訪れ、

棒杭や四ツ街道の冬木立

という句を残しています。これは地名の由来とされる四街道十字路の情景を詠んだ句のようです。「棒杭」は今も石碑として残っている道標です。棒杭には街道が通じる千葉、佐倉、東金、成田の方面が記されていました。「冬木立」は榎のことだと思います。かつてこの十字路には、枝を大きく張った榎と井戸がありました。旅人は日射しを避けて木陰で休み、井戸の水で乾いたノドを潤したことでしょう。
残念ながら数年前に老木となった榎は伐採され、井戸の上には消防の施設が建てられました。木の方は若木が植えられてもうかなり大きくなりました。
『クロスロード~運命を結ぶ四ツ辻』はこの四街道十字路を舞台とした作品です。時を超えて存在する榎の精霊小野ときは今作にも登場します。

文豪森鴎外も軍医として四街道に滞在していたことがあります。小倉から東京に戻ったばかりのとき、ここで『即興詩人』(アンデルセン)の翻訳の前書きを書きました。もしかすると四街道十字路を訪れたり、ルボン山に登ったりしたかもしれません。

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四街道市民オペラ『被爆はまゆう物語』 [団員の活動]

第3回四街道市民オペラ公演
『被爆はまゆう物語』
(原作 西村一郎)

のご案内です。


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期 日:8月27日(土)

1回目 11時30分開演 2回目 15時30分開演

いずれの回も開場は30分前です。

会 場:四街道市文化センターホール

入場料:
大人 前売り2,000円 当日券 2,500円
小中高生・障がい者手帳をお持ちの方 1,000円
未就学児の入場可(膝上鑑賞は無料、席が必要な場合は1,000円)

チケット取扱い:
四街道市文化センター 043-423-1618(6月28日(火)午後1時より販売開始)
四街道市民オペラ実行委員会 益子 090-1439-5348 他

主催:第3回四街道市民オペラ実行委員会
共催:公益財団法人四街道市地域振興財団・四街道市教育委員会

内容は2部構成で、1部が作曲者安藤由布樹復活コンサート、2部が市民オペラ「被爆はまゆう物語」だそうです。

劇団員の小林和子が出演する他、昨年『やまんば おゆき』に出演していただいた小林重昭さん、長澤志保子さん、小松勢津子さんが出演します。小林重昭さんは11時30分の回の主役だそうです。今から楽しみです!!
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劇列車は6月も走ってますよ!~稽古報告:高平九 [稽古内容]

毎日暑い日が続きますね。
四街道市民劇団「座・劇列車」座付作家高平九です。

「オカリナの少年~クロスロード2」(作:高平九)稽古

座・劇列車は12月4日の定期公演に向けてこの暑さのなか稽古に励んでいます。
先日、公民館の窓を開けて換気をしながら稽古をしていたところ大量の虫が乱入して来ました。稽古の最中はみんな集中していたのですが休憩時間になると大騒ぎ。ナチのV2ロケットが飛来しても演奏を続けた「グレンミラー楽団」みたいで格好いいなあと思いました(笑)
次の稽古のときには公民館のほうで殺虫スプレーを用意してくれていました。助かります。

稽古は半立ち稽古の段階です。キャストは台本を手に持っているので、観ている人には台本ではなく舞台を観るようにお願いしています。稽古場にいる全員が集中して物語の場を作りあげることが大切だと思うからです。みんなとても集中しているので次第に人物が見えるようになってきました。

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小道具について

拳銃を使った格闘シーンがあります。小道具というのは、使う人はもちろんその場にいる役者全員が本物であると思わないと成立しません。そのために銀行強盗のエチュードを何度かやりました。モデルガンの部分の名称、撃ち方なども説明して、強盗役と銀行員、お客を交代で演じてみました。自分がもし銀行強盗だったら、自分がもし銀行員だったら、そして自分がもし銀行強盗に襲われた銀行にいたら何を感じどう動くのか。疑似体験によって舞台に「本当」を乗せられたら思います。ただ、アメリカで18歳の少年が銃を乱射した痛ましい事件があったばかりだったので気持ちはちょっと複雑です。やはり銃は規制しなくてはなりませんね。

今後の予定

7月からは台本を外して稽古をしてもいいことにします。そのためにプロンプターを付けます。プロンプターは役者にセリフを教えるのが役割ですが、教えるタイミングがなかなか難しいです。役者がわざと間をとっているときもありますし、思い出すのに少しだけ時間がかかっていることもあります。少なくともあまりせっかちな人はプロンプターには向きませんね。耳で聞くだけでなくしっかりと見ていないとタイミングはつかめません。難しい役割ですので、私が演出をするときは決まった人にやってもらっています。
セリフは単に暗記しても役に立ちません。相手役との呼吸や物語の流れにうまく馴染ませて自然に発せられる必要があります。誰でもが普段やっていることですが、それを舞台で再現するのはとても難しいのです。

8月からはキャスト全員が台本を外して稽古をする予定です。セリフが入って台本から自由になると稽古が楽しくなります。最初のうちはぎこちないセリフのやり取りや動作も、物語の中に溶けて馴染んでいくのがわかります。それらを細かく修正しながら、全体がよどみなく流れるようにしていきます。物語がまるで生き物のように躍動するところまで持って行けるかどうかが肝です。

9月から通し稽古ができるといいなと思います。金曜日は基礎練習や準備片付けなどで1時間半くらいしか時間がとれませんから、どうしても部分稽古になります。その分、月に2回の土日4時間稽古で必ず1回は通し稽古をします。しかしそうすると、9月から11月まで6回しか通し稽古ができません。10月、11月は臨時稽古を2回ほど入れてもらおうかな。そうすれば10回通すことになります。

アマチュア劇団の悩みは全員がなかなか集まれないことです。芝居ができあがってくると代役では噛み合わなくなってきます。でも、健康、家庭、仕事を優先して集まっている集団ですから仕方がありません。アマチュアの宿命です。

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公民館まつり公演 10月9日(日)(予定)

開催されるかまだはっきりしないようですが、私たちが稽古をしている四街道公民館のお祭りが10月7日から9日にかけて予定されています。公民館利用団体による年1回の発表会です。座・劇列車は毎年最終日の2時からホールで芝居を上演しています。

今年はすでに作品も決まり上演許可も取りました。キャストも決まって6月から稽古をはじめたところです。演出は高平九。
男性キャストが1人足りなかったため客演をお願いしました。
キャスト5人、上演時間30分強の小品ですが、楽しくて深みのある作品です。毎回稽古のたびに発見があって楽しいです。
演目名や客演の役者の名前は8月末に開催が決定次第発表いたします。それまでしばしお待ちください。


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どうか皆さん、公演までお元気でお過ごしください。 以上、高平九でした。

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上演に向けて再始動! [オカリナの少年]

12月の定期公演は『オカリナの少年~クロスロード2』(高平九 作)を上演します。
そのための稽古が本格的に始動しました。

3月25日(金)はキャスト発表、26日(土)は配付された新しい台本をみんなで読みながら、作者高平から作品に込めた思いや背景について説明をしました。

劇団の地元四街道はかつて軍隊の町でした。下志津原には江戸時代から佐倉藩の火業場(砲術練習場)があり、明治政府はそれを拡張し近くに陸軍砲兵学校を作りました。文化センターの隣にある小さな山はルボン山と呼ばれ地元の人に愛されていますが、元々は大砲の射撃における射垜(しゃだ・目標)として築かれたものです。本当の名は大土手山。練習場の拡張を指導し学校設立を進言したフランス軍大尉ジョルジュ=ルボンにちなんで、地元ではルボン山という通称で呼ばれています。

総武本線が開通し四街道駅ができると駅方面に大砲を撃つのは危ないということで、それまでとは逆に山の方から大砲を撃つことになり学校も駅の近くに移転して来ました。

陸軍野戦砲兵学校の敷地は、現在のイトーヨーカ堂から市役所の辺りまでだったそうです。終戦間際になると15歳から17歳の少年も入学できるようになり短い訓練期間を経て戦場に送られました。

今回の作品の主人公は砲兵学校の少年兵2期生です。全国から7500人が志願して合格したのは160名。2期生はそんな優秀な少年たちでした。2期生のうち70名はたった11カ月の訓練で繰り上げ卒業し激戦地のフィリピンに送られます。しかし、輸送船が敵潜水艦に沈められ無事マニラに到着したのは29名でした。その29名もその後フィリピン、ビルマなどで戦い、帰還できたのはわずか8名だったそうです。

戦死なさった少年砲兵の皆さんのご冥福を祈ります。

今この時期に戦争を背景とした作品を上演することに迷いもありました。しかし多くの団員はだからこそやるべきだと励ましてくれました。とても頼もしい仲間です。

観客の皆様が今一度戦争というものを考えるきっかけになるように、これから全力で稽古に入ります。

まだ先ですが、よろしければ観に来てください。

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ルボン山ツアー(の下見)に行きました。 [オカリナの少年]

今年12月4日(日)本公演上演作品『オカリナの少年~クロスロード2』の舞台、ルボン山に行って来ました。

近くは何度も通っていますが、登るのは久しぶりです。

家からは徒歩で片道約30分。散歩にはちょうどいい距離です。稽古場の公民館からは徒歩で片道15分。

↓ 途中の愛国学園前には「野戦重砲兵器第四聯隊跡」の碑があります。第四聯隊の後は幹部候補生隊がいたそうです。

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↓ かつての「陸軍野戦砲兵学校」の敷地に石碑があります。

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↓ 脇には「生徒隊(少年砲兵隊)」の石碑もあります。砲弾も置かれています。

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↓ 野戦砲兵学校跡側から見たルボン山。

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↓ 隣のパン屋の駐車場から見たルボン山。

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酒屋さんの脇の道を入ります。

↓ 「砲兵射垜の跡」という石碑があります。「射垜(しゃだ)」というのは砲撃の目標・的のことです。

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↓ 石碑の裏に彫られた内容を説明した案内板がこちら。「大土手山」というのが本当の名前です。


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↓ 手前の階段。71段あります。

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↓ 山頂から見た野戦砲兵学校跡。今は市役所、四街道高校、中央公園、イトーヨーカ堂、ヤマダ電器、マンションなどになっています。

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↓ 北側の野戦砲練習場の跡。右端にあるのは文化センターの建物です。

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↓ 少し左側から見た練習場跡です。もともとはルボン山が砲撃目標でしたが、四街道駅ができた後はこちら側から大砲を撃ちました。幅300メートル、奥行き3,000メートルの広さだったそうです。

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↓ 山頂には藤棚と、その下にベンチがあります。その脇にはもう1つ階段がありました。

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↓ こちらの階段はさっきより道の奥にあって、下の方はスロープになっています。

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ルボン山ツアーの下見終了。暖かくなったら出演者のみんなを案内したいと思います。

四街道に住んでいても「ルボン山」を知らないない人もいるようです。私は文化センターの前を通るたびに四街道在住の同僚などから教えられました。お近くの方は散歩がてらぜひ一度登ってみてください。

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活動休止(1月~2月11日)のお知らせです。 [オカリナの少年]

コロナの勢いが止まりませんね。皆さん、とにかご自分を大切になさってください。自分を守ることが人を守ることにもなります。誰が感染するかわかりません。感染した人を思いやる社会であるといあですね。
さて、四街道にも感染が広がりつつあるということで、高齢者劇団としては活動を自粛することになりました。

1月28日(金)から2月11日(金)までの予定ですが、状況によっては延長または短縮もあるかもしれません。

とにかくコロナ感染のピークをやり過ごそうということです。

次回公演演目『オカリナの少年~クロスロード2』の主な舞台であるルボン山ツアーも計画していただけにたいへん残念です。

皆様もどうか感染に気を付けてお過ごしください。一日も早いコロナ退散を祈っております。

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