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第3回ワークショップのレポート [稽古内容]

遅くなってごめんなさい。
西田先生のワークショップ(第3回)のレポートです。

いつもの基礎訓練(ストレッチ、呼吸、発声)をやりました。

先生のお話。
「台詞の言い方は劇団によって違います。それぞれの劇団の台詞回しがあり、それが劇団の個性になっているのです。だから座・劇列車にも、あの台詞を聴き、あの芝居を見るためには四街道に行かなくちゃと思われる劇団を目指してほしい」

〇実習1 アイスブレイク
・グループジャンケン
2つのグループに分かれてジャンケンの団体戦。背中に回した手でリーダーが合図を回して、次に何を出すか相談します。みんなで揃ってジャンケンポン。あいこだと間に合わず、てんやわんや。
・魚鳥木。
だんだん魚、鳥、木の名前が思い浮かばなくなります。追い込まれる感覚が新鮮です。
※詳しくは第1回ワークショップを御覧ください。

〇実習2 課題発表
それぞれ自分の誕生月をパントマイムで表現し、他のみんなで当てます。どうしてもジェスチャーになってしまいますね。

〇実習3 パントマイム
・コップ 
液体がいっぱい入ったコップをこぼさないように持ってテーブルに置き直す。
・ドア
ドアを開けて入るだけなんだけど。なかなか難しい。
・木
木に触り、叩き、抱きつきます。誰かが近くを通って見ているのに気づく。立ち去った。その時々の感情を表現。

〇実習4 力点のトレーニング~ことばのどこに力点をおくか~

テキストの台詞を、傍線部に力点をおいて言うレッスン。第2回でもやりましたね。

例 「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ
あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ」
「あなたが 何をしたいのか 私には 全然 わからないわ

ポイント
・どういう状況で発せされた台詞なのか想像する。
・力点を入れることによって、ニュアンスが変わることを感じる。

応用
・与えられた台詞を分析し、どこに力点をおいて話すべきかを台詞の読み合わせの中で毎回試してみる。
・どの劇団にも台詞のリズムがある。そのリズムを感じながら読み合わせに臨む。
・読み合わせの中で、台詞を何度も繰り返すことで台詞をふくらましていく。
・台詞の表現が、テーマや役としての一貫性に沿っているか気を付ける。
・力点だけでなく、「言語の五大要素」に気を付けながら、台詞を研究していく。

〇実習5 感情表現トレーニング~感情を込めた台詞を言うには~

指定された感情を込めて、台詞を言う。

例 (好きという気持ちを込めて)女性 あんたなんか大嫌い。 男性 おまえなんか大嫌いだ。

ポイント
・誰が誰に向かって話しているのか(どういう状況なのか)イメージする。
・(例の場合)なぜ好きなのに反対の表現をするのかを想像する。
・感情や意志が台詞(動作も)を生みだしていることを意識する。

今回もレッスンに夢中になって写真撮るのを忘れていました。写真がなくてすいません。
毎回、初心者の皆さんにも十分に楽しんでもらえる内容になっています。人が少ないともったいないので、興味のある方はぜひ御参加ください。申込みは劇団事務所まで。

劇団事務所
電 話 090-4542-5214(入村) 
メール zagekiresha@gmail.com

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