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『天国までの百マイル』について(1) [天国までの百マイル]

数々のトラブルに見舞われながらも、座・劇列車は第30回公演を目指してダイヤ通り運行しております。

さて、4日後に上演する『天国までの百マイル』について少し書いてみようと思います。
今回上演する『天国までの百マイル』は、バブルで何もかも失った安男が、重い心臓病の母親をきぬ江を天才心臓外科医曽我のいるサンマルコ病院に運ぶ物語です。
病院があるのは鴨浦という架空の町。とはいえ千葉の地名を少しでも知っているか方は想像がつきますよね。鴨川と勝浦をミックスした名前です。モデルは鴨川にあるあの有名な病院。作者の浅田次郎さんは実際に心臓病を患った義理の母親を車でその病院まで運んだことがあるそうです。
たまたま、昨年妻の友人がその病院に入院。見舞いがてら病院に行ってみました。こういう偶然は、芝居をはじめてから何度か体験しています。友人をこれを「偶然を装ったメッセージ」だと表現しました。
妻が友人を見舞っている間、私は1人で道路一本挟んだ砂浜に出ました。海辺には作中に出てくるヘリポートがありました。しばし海を眺めながら安男になりました。あいにくの曇り空でしたが貴重な体験でした。自然に安男が物語の中で口ずさむ『500マイル』を歌っていました。

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