劇団アルファー公演のご案内です。 [その他]
毎年公演でお世話になっている劇団アルファーの第28回公演のご案内です。
『五・五合目の海』
今回はぱるエンタープライズとの合同プロデュース公演です。
作 平松れい子
脚色・演出 時風静恵
上演日時
2018年9月12日(水)~17日(月・祝)
9/12 (水)19:00~
9/13 (木)19:00~
9/14 (金)14:00~ / 19:00~
9/15 (土)13:00~ / 18:00~
9/16 (日) 13:00~ / 18:00~
9/17 (月・祝日) 11:00~ / 15:30~
全 10 ステージ
料金
S席 7,000(全席指定/税込)特典付き
センターブロック前方+チェキ券
(前売り券、当日券料金一律)
A席 5,000(全席指定/税込)
A席当日券 5,500(全席指定/税込)
劇場
シアターグリーン Big Tree Theater
〒171-0022 豊島区南池袋2-20-4
「池袋駅」JR池袋駅南改札39番出口
チケット取扱い
カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/55goume/
お問い合わせ
電話:0422-71-7730
メール:5.5goumenoumi@gmail.com
詳しくは
http://gekidan-alpha.com/ippan.html
『五・五合目の海』
今回はぱるエンタープライズとの合同プロデュース公演です。
作 平松れい子
脚色・演出 時風静恵
上演日時
2018年9月12日(水)~17日(月・祝)
9/12 (水)19:00~
9/13 (木)19:00~
9/14 (金)14:00~ / 19:00~
9/15 (土)13:00~ / 18:00~
9/16 (日) 13:00~ / 18:00~
9/17 (月・祝日) 11:00~ / 15:30~
全 10 ステージ
料金
S席 7,000(全席指定/税込)特典付き
センターブロック前方+チェキ券
(前売り券、当日券料金一律)
A席 5,000(全席指定/税込)
A席当日券 5,500(全席指定/税込)
劇場
シアターグリーン Big Tree Theater
〒171-0022 豊島区南池袋2-20-4
「池袋駅」JR池袋駅南改札39番出口
チケット取扱い
カルテットオンライン
https://www.quartet-online.net/ticket/55goume/
お問い合わせ
電話:0422-71-7730
メール:5.5goumenoumi@gmail.com
詳しくは
http://gekidan-alpha.com/ippan.html
8月19日(日)の稽古じゃ。 [袴垂れはどこだ]
8月19日(日)
今日は前半17時~19時を四街道公民館の和室、19時~21時を同じくホールで稽古でした。
2場から先の稽古をしました。
六場には、農作業をしながら歌うシーンがあります。今日初めて舞台監督の高見沢さんが曲をつけてくれました。
たねをまけ
たねをまけ
実るたねあり
実らぬもあり
たねをまけ
たねをまけ
実らばうれし
実らずもよし
いい曲なので、みんなすぐに覚えてしまいました。
台本のト書きには「麦ふみ」などの作業をしながら歌うと書かれていますが、あいにく私には「麦ふみ」の経験がないので、鍬で畝を作る作業にしてもらいました。どちらにしても、あまり経験がありませんので、これから勉強です。なんでも経験しておくべきですね。
村人役の8人が一つの生き物のように動けると面白いのですが、なかなかそれが難しい。
原因は主に二つです。
一つは、まだ台詞が入っていないので、多くの役者が台本を持ったままであること。
二つ目は、稽古に村人全員が揃わないことです。
どちらも、それぞれ仕事や家事があり時間を自由に使えないことも影響しています。つまりアマチュア劇団ならではの悩みです。特に長い間やっていると「最後はなんとかなる」という甘えがどうしても出てしまいがちです。
そういう点では、昨年のように外部から演出家を迎えたのはよかったかもしれません。それなりの緊張感を持って稽古に臨めましたし、いつもより台詞の入りも出席率もよかったと思います。
とにかく、少しでもいい作品を作るために、ここは一つ、もう一度気持ちを引き締めてがんばりましょう。
↓ 映画好きのあなたにオススメ。上巻には『野良犬』『羅生門』の黒澤作品、小津安二郎の『東京物語』などが収録。好きな映画をシナリオで読むのも楽しいですよ。
今日は前半17時~19時を四街道公民館の和室、19時~21時を同じくホールで稽古でした。
2場から先の稽古をしました。
六場には、農作業をしながら歌うシーンがあります。今日初めて舞台監督の高見沢さんが曲をつけてくれました。
たねをまけ
たねをまけ
実るたねあり
実らぬもあり
たねをまけ
たねをまけ
実らばうれし
実らずもよし
いい曲なので、みんなすぐに覚えてしまいました。
台本のト書きには「麦ふみ」などの作業をしながら歌うと書かれていますが、あいにく私には「麦ふみ」の経験がないので、鍬で畝を作る作業にしてもらいました。どちらにしても、あまり経験がありませんので、これから勉強です。なんでも経験しておくべきですね。
村人役の8人が一つの生き物のように動けると面白いのですが、なかなかそれが難しい。
原因は主に二つです。
一つは、まだ台詞が入っていないので、多くの役者が台本を持ったままであること。
二つ目は、稽古に村人全員が揃わないことです。
どちらも、それぞれ仕事や家事があり時間を自由に使えないことも影響しています。つまりアマチュア劇団ならではの悩みです。特に長い間やっていると「最後はなんとかなる」という甘えがどうしても出てしまいがちです。
そういう点では、昨年のように外部から演出家を迎えたのはよかったかもしれません。それなりの緊張感を持って稽古に臨めましたし、いつもより台詞の入りも出席率もよかったと思います。
とにかく、少しでもいい作品を作るために、ここは一つ、もう一度気持ちを引き締めてがんばりましょう。
↓ 映画好きのあなたにオススメ。上巻には『野良犬』『羅生門』の黒澤作品、小津安二郎の『東京物語』などが収録。好きな映画をシナリオで読むのも楽しいですよ。
8月17日(金)の稽古だもん。 [袴垂れはどこだ]
8月17日(金)
四街道公民館和室 19時~21時 定例稽古です。
「みそらお囃子の会」有志の皆さんが来てくれました。
皆さんは本公演で劇中の演奏をしてくれます。
高校生、大学生など若い方ばかりです。
今日は打ち合わせの後、稽古も見学してくださいました。
どんな演奏をしてくれるか楽しみです。
↓ 昨年本公演『人情喜劇 カリホルニアホテル』は私の大好きなフランク・キャプラ監督の作品を元にしました。フランク・キャプラというとアカデミー賞を受賞した『或る夜の出来事』や『素晴らしき哉、人生!』が有名ですが私個人はこの作品が一番のお気に入りです。『一日だけの淑女』が最初に作られ、『ポケット一杯の幸福』はそのセルフリメイクです。昨年の本公演前に劇団員にも観てもらい好評でした。
貧しいリンゴ売りの老婆は、自分を裕福な貴婦人と偽ってイギリスにいる孫娘に仕送りをしていました。その孫娘が婚約者とその父親とともにアメリカに来るといいます。困った老婆をいつもリンゴを買っている地回りたちが助け、一日だけの貴婦人にしたてます。キャプラらしい人情味にあふれた喜劇です。ぜひ御覧ください。
四街道公民館和室 19時~21時 定例稽古です。
「みそらお囃子の会」有志の皆さんが来てくれました。
皆さんは本公演で劇中の演奏をしてくれます。
高校生、大学生など若い方ばかりです。
今日は打ち合わせの後、稽古も見学してくださいました。
どんな演奏をしてくれるか楽しみです。
↓ 昨年本公演『人情喜劇 カリホルニアホテル』は私の大好きなフランク・キャプラ監督の作品を元にしました。フランク・キャプラというとアカデミー賞を受賞した『或る夜の出来事』や『素晴らしき哉、人生!』が有名ですが私個人はこの作品が一番のお気に入りです。『一日だけの淑女』が最初に作られ、『ポケット一杯の幸福』はそのセルフリメイクです。昨年の本公演前に劇団員にも観てもらい好評でした。
貧しいリンゴ売りの老婆は、自分を裕福な貴婦人と偽ってイギリスにいる孫娘に仕送りをしていました。その孫娘が婚約者とその父親とともにアメリカに来るといいます。困った老婆をいつもリンゴを買っている地回りたちが助け、一日だけの貴婦人にしたてます。キャプラらしい人情味にあふれた喜劇です。ぜひ御覧ください。
第1回四街道市民オペラ 「杉原千畝物語」 [団員の活動]
団員の小林さんが参加する第1回四街道市民オペラ
「杉原千畝物語」のご案内です。
もともとは『杉原千畝物語 オペラ 人道の桜』として、千畝が赴任していたリトアニアをはじめ日本各地で上演されたオペラ作品。今回は募集に応じた四街道市民が参加して市民オペラとして上演されることになりました。
杉原千畝は、第二次世界大戦下、リトアニアの領事館に赴任していた外交官。外務省からの命令に反してナチスドイツの迫害から逃げてきたユダヤ人など約6000人ににビザを発行し命を救ったそうです。その人道的な行動から「東洋のシンドラー」とも呼ばれています。
団員の小林さんは『~人道の桜』にもご夫婦で参加なさっていました。
上演日:9月1日(土)11時~/15時~
会 場:四街道文化センター
入場料:大人2000円(当日2500円)。18歳以下&障がい者とその付き添い者1000円。
詳細は、https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/18407/
稽古風景は、https://www.youtube.com/watch?v=MMb4vp-hEes
↓ 「杉原千畝」の伝記は漫画でも読めますよ。
↓ 映画化もされました。主演は唐沢寿明さん。Blu-rayのご案内です。DVDは3,000円台。
↓ ついでにドラマ化もされています。主演は反町隆史さんです。
「杉原千畝物語」のご案内です。
もともとは『杉原千畝物語 オペラ 人道の桜』として、千畝が赴任していたリトアニアをはじめ日本各地で上演されたオペラ作品。今回は募集に応じた四街道市民が参加して市民オペラとして上演されることになりました。
杉原千畝は、第二次世界大戦下、リトアニアの領事館に赴任していた外交官。外務省からの命令に反してナチスドイツの迫害から逃げてきたユダヤ人など約6000人ににビザを発行し命を救ったそうです。その人道的な行動から「東洋のシンドラー」とも呼ばれています。
団員の小林さんは『~人道の桜』にもご夫婦で参加なさっていました。
上演日:9月1日(土)11時~/15時~
会 場:四街道文化センター
入場料:大人2000円(当日2500円)。18歳以下&障がい者とその付き添い者1000円。
詳細は、https://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/18407/
稽古風景は、https://www.youtube.com/watch?v=MMb4vp-hEes
↓ 「杉原千畝」の伝記は漫画でも読めますよ。
杉原千畝―六千人の命を救った外交官 (小学館版 学習まんが人物館)
- 作者: 稲垣 収
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
↓ 映画化もされました。主演は唐沢寿明さん。Blu-rayのご案内です。DVDは3,000円台。
↓ ついでにドラマ化もされています。主演は反町隆史さんです。
8月11日(土)の稽古なのだ。 [稽古内容]
とにかく暑いですねえ。稽古は午後5時からなので助かります。
この日は久しぶりに四街道公民館ホールでの稽古でした。
ずっと懸案だった歌の場面やアクションシーンなどをやってみました。みんなであれこれ言い合いながら作るのがアマチュア演劇の醍醐味でもあります。
歌についてはみんなで適当に歌って踊りながら作りました。最初は「そんなの無理」と思いますが、やってみるとなんとかなります。伴奏は元団員で太鼓を教えている人がお仲間たちと一緒に参加してくれることになっています。きっと村人たちのエネルギーを実感させる素敵な場面になることでしょう。
アクションシーンもリアルに見やすく、できれば美しくなんて考えるとなかなか難しいものです。しかし、これも台本に詳しく書かれていないので自分たちであれこれとアイデアを出し合って作ります。もちろんプロの殺陣師の方に及ぶわけもありません。でも自分たちで創ることに意味があります。
幕間狂言(まくあいきょうげん)の稽古もやりました。この作品では四場と五場の間にあります。
ちなみに「幕間狂言」という言い方はどちらかというと西洋的なものを言うようです。「インタールード」と言ってまさに一幕と二幕の間のような幕間に演じる寸劇です。ルネッサンス期にその起源を遡ることができ、長い芝居の幕間に短い道化芝居をはさんで気分を変えたのだそうです。それがやがて一幕喜劇になったとか。
「間狂言(あいきょうげん)」という語もこの作品のト書きに出てきますので、作者は同じ意味で使っているようです。本来の「間狂言」は能の曲の間に狂言方が演じたもので「間(あい)」とか「能間(のうあい)」とも言いました。ほとんどは能の曲に関する主題などを演じたそうです。やがて文楽や歌舞伎など様々な芸能でも広く使われるようになり、その場合は狂言や寸劇に限らず、物真似や放下(ジャグリング)などの雑芸を演じることもあります。
この作品の場合は、幕間狂言も本編と同じじいさまや村人を中心に演じられます。内容は人間なら誰もが持っている三つの欲望についてです。
かの有名な『西遊記』でも玄奘三蔵を惑わす三つの欲望が描かれています。つまり猪八戒が象徴する食欲、沙悟浄が象徴する色欲、そして孫悟空が象徴する暴力の欲求。玄奘はそれらの欲望と戦い、むしろ味方につけて長い旅をなしとげたというのが『西遊記』の主題なのだそうです。
この作品の幕間狂言は、食欲(金銭欲も含む)と色欲がコミカルに演じられ、最後に地頭にひどい扱いを受けた村人のすさまじい復讐心で終わります。本編でも重要な意味を持つ復讐心の確認をして、そのまま後半に入るという実に憎い構成になっているのです。
ですから、幕間狂言の前半は本編とがらりと雰囲気を変えて、コミカルに軽妙に演じる必要があります。これがなかなか難しいですね。
8月中に「台本を外す」ということが確認されました。あと半月。みんながんばりましょう。
チラシの案を皆さんに見てもらいました。今回のテーマは「馬」です。もうすぐホームページでも披露できると思います。お楽しみに。
この日は代表の入村さんがスイカを差し入れしてくれました。入村代表の80歳台のおじいさんが山形の尾花沢で作ったものです。とっても甘くて美味しかった。クーラーボックスに入れて来てくれたのでよく冷えていました。入村さん、おじいさんご馳走様でした。この日お休みだった団員の皆さん、ごめんなさあい。
↓ 尾花沢スイカの通販を見つけました。ただし入村さんのおじいさんのスイカかどうかは不明。
↓ 官軍に引き渡された江戸城にたった一人居残る的矢六兵衛。いったいこの男は何者なのか?
WOWOWのオリジナルドラマとしても放映中。浅田次郎の傑作時代劇です。
この日は久しぶりに四街道公民館ホールでの稽古でした。
ずっと懸案だった歌の場面やアクションシーンなどをやってみました。みんなであれこれ言い合いながら作るのがアマチュア演劇の醍醐味でもあります。
歌についてはみんなで適当に歌って踊りながら作りました。最初は「そんなの無理」と思いますが、やってみるとなんとかなります。伴奏は元団員で太鼓を教えている人がお仲間たちと一緒に参加してくれることになっています。きっと村人たちのエネルギーを実感させる素敵な場面になることでしょう。
アクションシーンもリアルに見やすく、できれば美しくなんて考えるとなかなか難しいものです。しかし、これも台本に詳しく書かれていないので自分たちであれこれとアイデアを出し合って作ります。もちろんプロの殺陣師の方に及ぶわけもありません。でも自分たちで創ることに意味があります。
幕間狂言(まくあいきょうげん)の稽古もやりました。この作品では四場と五場の間にあります。
ちなみに「幕間狂言」という言い方はどちらかというと西洋的なものを言うようです。「インタールード」と言ってまさに一幕と二幕の間のような幕間に演じる寸劇です。ルネッサンス期にその起源を遡ることができ、長い芝居の幕間に短い道化芝居をはさんで気分を変えたのだそうです。それがやがて一幕喜劇になったとか。
「間狂言(あいきょうげん)」という語もこの作品のト書きに出てきますので、作者は同じ意味で使っているようです。本来の「間狂言」は能の曲の間に狂言方が演じたもので「間(あい)」とか「能間(のうあい)」とも言いました。ほとんどは能の曲に関する主題などを演じたそうです。やがて文楽や歌舞伎など様々な芸能でも広く使われるようになり、その場合は狂言や寸劇に限らず、物真似や放下(ジャグリング)などの雑芸を演じることもあります。
この作品の場合は、幕間狂言も本編と同じじいさまや村人を中心に演じられます。内容は人間なら誰もが持っている三つの欲望についてです。
かの有名な『西遊記』でも玄奘三蔵を惑わす三つの欲望が描かれています。つまり猪八戒が象徴する食欲、沙悟浄が象徴する色欲、そして孫悟空が象徴する暴力の欲求。玄奘はそれらの欲望と戦い、むしろ味方につけて長い旅をなしとげたというのが『西遊記』の主題なのだそうです。
この作品の幕間狂言は、食欲(金銭欲も含む)と色欲がコミカルに演じられ、最後に地頭にひどい扱いを受けた村人のすさまじい復讐心で終わります。本編でも重要な意味を持つ復讐心の確認をして、そのまま後半に入るという実に憎い構成になっているのです。
ですから、幕間狂言の前半は本編とがらりと雰囲気を変えて、コミカルに軽妙に演じる必要があります。これがなかなか難しいですね。
8月中に「台本を外す」ということが確認されました。あと半月。みんながんばりましょう。
チラシの案を皆さんに見てもらいました。今回のテーマは「馬」です。もうすぐホームページでも披露できると思います。お楽しみに。
この日は代表の入村さんがスイカを差し入れしてくれました。入村代表の80歳台のおじいさんが山形の尾花沢で作ったものです。とっても甘くて美味しかった。クーラーボックスに入れて来てくれたのでよく冷えていました。入村さん、おじいさんご馳走様でした。この日お休みだった団員の皆さん、ごめんなさあい。
↓ 尾花沢スイカの通販を見つけました。ただし入村さんのおじいさんのスイカかどうかは不明。
↓ 官軍に引き渡された江戸城にたった一人居残る的矢六兵衛。いったいこの男は何者なのか?
WOWOWのオリジナルドラマとしても放映中。浅田次郎の傑作時代劇です。
ヨガインストラクター蛭川先生降臨! [稽古内容]
7月22日(日)
↓ 毎年のように本公演候補に上がる作品の原作です。気持ちよく泣きたい方にお薦めです。
↓ 同じ浅田作品。我が家のイチオシ。登場人物たちの胸のすく啖呵に惚れ惚れしちゃいます。
ヨガインストラクターの蛭川絵己子(ひるかわえみこ)先生をお迎えしてレッスンを受けました。蛭川先生は劇団員の高見沢さんが通っているヨガ教室のインストラクターです。教室に劇列車の本公演のポスターが貼ってあるのを見かけて、高見沢さんが芝居をやっていることを知り、12月の『カリホルニアホテル』を観てくださったそうです。先生ご自身劇団四季にも在籍していたすごい方なんです。
では今回のレッスンの様子を高見沢さんにレポートしてもらいましょう。
7月22日(日)に、元劇団四季で活躍されていたヨガインストラクターの蛭川絵己子さんをお迎えして、身体の講座「舞台に立つ為に必要な姿勢作り」と題して、研修会を行いました。前半は体つくりについて、後半は劇団四季での様子について話してもらいました。
まず、舞台に立つ為の姿勢には、「柔軟性」「体幹」「それを支える土台の下半身」を鍛える必要があるということです。そのためのエクササイズを6つ程教えていいだき、みんなで実践してみました。①もも裏を伸ばす②腸腰筋を鍛える③胸、背中のストレッチ④体側のストレッチ⑤船のポーズ⑥フロントブリッジどれもできそうではありますが、目的にあった動きができているかが課題だと思いました。
後半は劇団四季の話です。四季の中では、役者部門とダンス部門、声楽部門があるそうですが、他の部門の人もヨガとクラシックバレーは必須だそうです。つまり、体が基本なんでしょうね。また、四季の人たちの言葉がはっきりして、滑舌がいいのは、台本をもらうと自分の台詞を全て母音に直すノートを作ってそれを発声するところから始まるそうです。また、他の人の台詞で自分がどういう感情になったかを記すノートも作っているそうです。これは台詞がなくその場にいる人にとっても重要な感情と動きとなるようです。劇団四季では、役者は感情を表現するのではなく、台本を伝えることが中心であるということです。また、やりやすい相手は、自分が合わせているのでなく、相手が自分に合わせてくれているのでやりやすいのではないかという役者ならではの裏話まで聞かせてもらいました。
予定していた時間を過ぎても話をしてくれ、貴重なひと時を過ごすことができました。研修の後は、私たちの稽古を見て行ってくれました。私たちも刺激を受け、稽古にも熱が入った一日でした。
高見沢さん詳細なレポートありがとうございました。
たった1時間とは思えない充実した研修でしたね。文中のエクササイズについては写真入りの資料までいただきました。蛭川先生ありがとうございました。12月の本番は今回の観ていただいた稽古の百倍は良くなっていると思います(笑)
あくまで個人の感想ですが、役者として必要な身体作りたいと思いながら、なかなか具体的な方法となると何をやればいいか分からないものです。今回のエクササイズは丹田を意識したり、体幹を鍛えたりするのに有効なものばかりで、早速私も実践しています。
一方劇団四季のお話はプロの役者としての心構えを感じました。アマチュアであることに甘えず、やれることはやらなくてはダメですね。ちなみにセリフをローマ字に書き換えて、母音だけで発声するためのノートを作ってみました。思ったより大変でした。やはりプロの役者さんの努力は半端じゃありませんね。
↓ 毎年のように本公演候補に上がる作品の原作です。気持ちよく泣きたい方にお薦めです。
↓ 同じ浅田作品。我が家のイチオシ。登場人物たちの胸のすく啖呵に惚れ惚れしちゃいます。