SSブログ

『やまんば おゆき』公演Blu-ray [やまんばおゆき]

『やまんば おゆき』公演の映像を撮影していいだいた中村さんのお宅にお邪魔しました。

メンバーは中村さんを紹介してくれた戸叶さん(おくま役)、それから小林さんご夫妻(御主人は銭屋役、奥様は3人娘の1人桜役)です。

中村さんは仕事を退職なさった後、CG担当の奥様と一緒に「YUMETT」という名前で映像制作をしていらっしゃいます。「小湊鐵道」、「東京ドイツ村」、「アンデルセン公園」などの映像を千葉の施設をドローンによる空撮も駆使して撮影して作っていっしゃいます。アングルなどの見せ方にたいそうこだわっていらっしゃるので、見ていてワクワクする見事な映像ばかりです。YouTubeにも上げられています。ぜひご覧になってください。

まずは、パソコンなどの機材が並ぶ2階の工房で映像を見ながら編集の過程についてお話をうかがいました。その後は1階リビングで完成した公演ビデオを視聴しました。


20211220_175251.jpg

ゲネプロでは舞台の上手下手に置いたカメラでクローズアップ映像を撮り、本番ではホール奥から引きの映像を撮って、その両者を編集して映像を作成してくれました。ゲネと本番でもセリフのスピードも間も違うので、尺を調整するのがとても難しかったとそうです。

演出と出演者の分30枚のBlu-rayをいただき、昨日から出演者への配付をはじめました。

中村さんからは市原の民話を題材にしたドラマ撮影の話をいただいています。座・劇列車と地元の皆さんと一緒に楽しい作品を作れるといいですね。

中村さん、奥様、ホールの下見からBlu-rayの作成までお世話になりました。ありがとうございました。
nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

12月19日、令和3年の最後の稽古でした。 [稽古内容]

12月19日、令和3年の最後の稽古でした。

1639105476548.jpg


公演の反省の後、来年度の作品について1人1作をあげてプレゼンをしました。

この日は残った7作について質問や意見を交換しました。2作については台本の一部を読み、1作については過去のビデオを一部鑑賞しました。

結果、2作については著作権の問題などで上演は難しいだろうということになり5作が残りました。

年末年始、この5作を団員それぞれが読み直し、1月の稽古ではみんなで読んでみて、さらに候補作をしぼっていくことになります。

劇団の座付作家高平九の新作も候補作に残っていますが、実はまだ完成していません。1月にみんなで読んで他の作品と比べることになります。採用されるかどうかは作品の出来次第です。

また、この日は映像作家中村照雄さんに作っていただいたBlu-rayを配付する日でしたので、公演の出演者の皆さんも顔を出してくれました。まだ、2週間しか経っていないのにとても懐かしい。賑やかに公演をしたのが夢のようです。

来年の稽古始めは1月7日(金)19時~21時 四街道公民館和室(2階)です。

来年度公演の台本選定をやっていますので、見学なさりたい方は遊びにいらしてください。芝居に興味がある方はどなたでも歓迎します。もちろん団員は喉から手が出るほど欲しいのですが、けして強引な勧誘はいたしません(笑)

いつもやっている基礎訓練(ダンス、ストレッチ、発声など)、それから候補作の台本読みが主な内容ですのでお気軽にどうぞ。

なお、見学希望の方は前日までにzagekiresha@gmail.comまでご連絡いただくと助かります。

1月の稽古予定(すべて四街道公民館です)

 7日(金)19時~21時 和室
 8日()17時~21時 和室
14日(金)19時~21時 和室
16日()13時~17時 調理室
21日(金)19時~21時 和室
28日(金)19時~21時 和室

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

『やまんば おゆき』公演満員御礼! [やまんばおゆき]

12月5日(日)四街道市民劇団 座・劇列車

第31回公演
『やまんば おゆき』
は無事終演いたしました。
FB_IMG_1638759666308.jpg

感染予防のため客席数を半分にしての公演でしたがお陰様で満席となりました。ご来場いただいた皆さん本当にありがとうございました。たくさんの拍手に感動いたしました。

また、当日券が発券できなかったために入場できなかった皆さん、たいへん申し訳ありませんでした。

『やまんば おゆき』1991

『やまんば おゆき』は31年前の1991年に西田了先生脚本・演出で上演されました。会場は今回と同じ四街道市文化センターです。どちらかというと朗読を中心としたお芝居だったようです。

キャストは四街道市が企画した文化講座に集まった28名の皆さん。講師が西田先生でした。

講座のテーマは必ずしも演劇ではなかったと聞いています。ただ西田先生ご自身も「僕はね、アジテーター(扇動者)なんだよ」とよく言っていらしたので、受講生をうまく乗せて公演を実現させたのかもしれません。とにかくお茶目で魅力的な先生でした。

31年前の『やまんば おゆき』初演には多くのお客様が詰めかけて大盛況だったようです。そして、この公演が四街道市民劇団「座・劇列車」創立のきっかけとなりました。

『やまんば おゆき』2021

本来ならば昨年末に上演する予定で準備を進めて参りました。青年劇場の福山啓子先生、船津基先生に演出をお願いし、先生方のご指導の元、高平九が新たに台本を書きました。朗読劇の味わいを残しつつ、役者が演じる演劇シーンを増やしました。

出演者を募集するとたくさんの皆さんが集まってくださいました。元団員、これまでエキストラとして手伝ってくれた方、四街道市ミュージカル、千葉市ミュージカルの仲間。

キャストも決まり、演出の先生方の指導で台本の読み合わせを重ね、1回だけ半立ち稽古(台本を持っての稽古)をしたばかり時でした。コロナウィルスの感染が広がってやむなく公演を延期することになりました。せっかく集まってくださった皆さんにも解散していただきました。

そして、今年。
まずは昨年のキャストの皆さんに声をかけました。残念ながら今年は無理とおっしゃる方もいました。また新たに加わってくださった方もいました。

そしてようやく稽古が再始動し、なんとか通しが出来たと思った矢先に、緊急時代宣言が発令されて稽古場が使えなくなりました。ちなみにそれまでの稽古もマスクとフェイスシールドを着用しなければなりませんでした。さらに金曜日の稽古は午後5時から7時が最終でしたので、働いている方は参加が難しい。土日の稽古も2時間までと制限されていました。

緊急事態宣言が解除されてからも、いつ感染が広がって公演が中止されるかドキドキしていました。チケットを売り出す前は、こんな状況で公演を観にきていただけるのかという思いもありました。実際、「まだ人混みが怖いから行けない」「PCR検査を受けてないなら行かない」という声も聞こえてきました。ところが公演直前になって急にチケットが売れ始めました。結果として多くの皆さんに公演を観ていただくことになりました。ありがとうございました。
今後の予定

今週の金曜日、土曜日は感想会、さらに翌週は次回作品のプレゼンとなっています。座・劇列車はこれからも元気に走り続けますので応援よろしくお願いいたします。

劇団では団員を随時募集しております。これから3月までは次回上演候補作の台本読み、基礎練習などの時期ですので見学および入団のチャンスです。初心者大歓迎!あなたの力で劇列車をさらに元気にしてください。


公演へご感想、劇団のご見学希望は こちら ↓ にお願いします。

zagekiresha@gmail.com
20211204_163111.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

11月7日の稽古 [やまんばおゆき]

11月になってしまいました。12月5日の『やまんば おゆき』公演まで1ヶ月。今月から毎週末稽古をすることになりました。
11月7日(日)演出の福山先生、船津先生が来てくださいました。この日は久しぶりにエキストラの1人を除いて全員が揃いました。

通しを演出の2人の先生方に見せるのは初めてです。集中したとてもいい通しになりました。

船津先生からはたくさんの愛情のこもったダメ出しをいただき、福山先生からは少しだけ誉めていただきました。

演出助手として少しほっとしました。でも、まだまだこれからです。あと7回の稽古も楽しく頑張りましょう。

北原さんが作ってくれた道祖神。思わず拝んでしまう素晴らしい作品です。↓

20211109_235354.jpg


nice!(0)  コメント(0) 

センターでのチケット販売についてお詫び [やまんばおゆき]

現在、12月5日公演『やまんば おゆき』のチケットを販売中ですが、四街道市文化センターでの取り扱いは4日からとなります。今日までセンターに購入に行かれた皆さん、ご迷惑をおかけしてたいへん申し訳ありませんでした。お詫び申し上げます。
nice!(0)  コメント(0) 

チケット販売を開始 [やまんばおゆき]

12月5日(日)『やまんば おゆき』公演のチケット販売が始まりました。今回は前売券(千円)のみの販売になります。感染予防のため席数を半分以下に限定しています。チケットは出演者、四街道文化センター(043-423-1618)、事務局(入村090-4542-5214)からお求めください。よろしくお願いいたします。


やまんばチラシ表.jpg
やまんばチラシ裏.jpg
四街道市文化センターにて午後1時30分開演です。開場は30分前です。上演時間は途中休憩をはさんでおおむね1時間40分ほどです。

当日券。当日精算券はございません。受付でのチケット取り置きもいたしません。事前にチケットをお求めください。なお、高校生以下は無料ですがチケットは必要になります。無料チケットについては出演者、事務局からお求めください。四街道市文化センターでは取り扱っておりません。感染対策で席数を制限しているためです。ご協力お願いいたします。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

新団員募集中です! [その他]

四街道市民劇団 座・劇列車では新人を募集しています。


20210519_193539.jpg

20210519_193929.jpg



30年四街道を中心に活動を続けて来た老舗アマチュア劇団です。

「四街道市民劇団」ではありますが、団員の居住地に決まりはありません。稽古場に通っていただける方ならどなたでもお迎えします。初心者大歓迎です。

年1回12月の定期公演のために1本ずつ心を込めて作品作りをしています。これまでは特に作品の傾向などを決めず、団員が面白いと思った作品を上演してきました。会場は四街道市文化センターです。詳細は後掲の「過去の上演作品」を御覧ください。

○稽古場所は主に四街道公民館です。 四街道市四街道1532-17  JR四街道駅から徒歩10分

定例稽古は毎週金曜日午後7時から9時まで。 他に月に2回の土日4時間稽古もあります。現在は12月5日の30周年公演『やまんば おゆき』のために、月3回の土日稽古をしています。

会費 入会費 2千円 月 3千円

定期公演のチケットは千円で団員が手売りします。チケットノルマはありません。ただし、チケットを売った分だけ公演後に劇団に納めていただきます。

まずは見学にいらっしゃいませんか。ご希望の方はこちらに連絡をお願いします。

zagekiresha@gmail.com(劇団代表 入村信博)

○最後に代表からのメッセージです。

一緒に“芝居創り”をしてみませんか!!  代表 入村信博

  現在、団員は10名(男性4名、女性6名)、和気藹々、芝居創りを楽しんでいます。四街道市のバックアップも有り、毎年秋に会場(四街道文化センター大ホール)確保して頂き、公演できることは嬉しい限りです。演劇を通して少しでも地域文化振興に貢献できればと考えています。さあ、一緒に感動の舞台創りに挑戦してみませんか? 「ああでもない、こうでもない」と言いつつ創りあげ、そして本番の緊張感、終演後の達成感、解放感は病み付きになる事、間違いなし。参加は四街道在住、在勤などに関係なく、どなたでも参加できます。ご連絡お待ちしています。見学も大歓迎、まずは遊びに来てみて下さい。

過去の上演作品(定期公演のみ)

1991 やまんばおゆき(西田 了)
1992 ヤーノシク(西田 了)
1993 笠地蔵異聞~雪姫情話(西田 了)
1994 笠地蔵異聞~雪姫情話(西田 了)
1995 牡丹無情・里の恋歌(西田 了)
1995 牡丹無情・里の恋歌(西田 了)
1996 人生は、ばら色…?(木庭久美子)
1997 雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた。(清水邦夫)
1998 二十二夜待ち(木下順二)
     広くてすてきな宇宙じゃないか(成井 豊)
1999 すみれさんが行く(斎藤紀美子)
2000 私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト(北村 想)
2001 煙が目にしみる(堤 泰之)
2002 煙が目にしみる(堤 泰之)
2003 貧乏物語(井上ひさし)
2004 ゴジラ(大橋泰彦)
2005 人生は、ばら色…?(木庭久美子)
2006 父が帰る家(木庭久美子)
2007 いやいやながら医者にされ(モリエール)
2008 異本竹取物語(榊原政常)・夕暮れの蜃気楼(加藤澄江)
2009 ねむ太郎恋唄物語(西田 了)
2010 羅生門異聞~辻唄の伝説(西田 了)
2011 煙が目にしみる(堤 泰之)
2012 見果てぬ夢(堤 泰之)
2013 雨情・慕情「下総のお吉」(西田 了)
2014 ブンナよ、木からおりてこい (水上 勉 作/小松幹生 脚色)
2015 陽気な地獄破り(木下順二 作/小林和子 演出)
2016 クロスロード~運命をつなぐ四つ辻~(高平 九 作/北原 汎・長谷川雅一 演出)
2017 人情喜劇 カリホルニアホテル(高平 九 作/長野克弘 演出)
2018 袴垂れはどこだ(福田善之 作/長谷川雅一 演出)
2019 天国までの百マイル(浅田次郎 原作/八木柊一郎 脚本/長野克弘 演出)


劇団規約

[名称]   第1条 劇団は、四街道市民劇団「座・劇列車」と称する。 [目的]

  第2条 劇団は、演劇活動を通じて豊かな人間性を養い、社会的教養を高め、地域社会に貢献することを目的とする。政治、宗教にはもっぱら関わらない。

[団員]

  第3条 入団資格は、性別・年齢・経験は問わないが、自分の意志で積極的に練習に参加できる者とする。

[活動]

  第4条 劇団は、目的達成のため、次の活動を行う。
 (1) 舞台公演
 (2) 施設訪問
 (3) その他、劇団の目的達成に必要な事項

[会費]
 
  第5条 劇団の運営は、入会金及び月会費と寄付金等をもってこれにあてる。
 (1) 入会金2,000円
 (2) 月会費3,000円(1,500円学生)
 (3) :原則、納入は月納とする。

[会議]

  第6条 劇団の会議は、総会及び役員会とする。
    総会は、年1回以上、代表がこれを招集し、会務を統括し次の事項を行う。
 (1) 活動に関する事項
 (2) 会計に関する事項
 (3) 規約の改正
 (4) 役員の改選
 (5) その他、劇団の運営に必要な事項

  役員会は、必要に応じ代表がこれを招集し、開催する。

[役員]

  第7条 劇団の役員は、総会において選出する。
    劇団に次の役員をおく。
 (1) 代表1名    (2) 副代表若干名 (3) 会計2名
 (4) 会計監査2名
 (5) 事務局 若干名 (事務局に事務局長、総務、企画、広報、書記記録をおく)

       役員の任期は1年とする。ただし、再任は妨げない。
  役員に欠員を生じた場合は、速やかに後任者を選出し、残任期間に当てる。

[入・退団]

  第8条 団員が入・退団する場合は、事前に入・退団届を提出しなければならない。入・退団は、入・退団届を提出した月をもって決定とする。したがって、当月分の会費は納入するものとする。

[慶弔]

  第9条 団員の慶弔時には、一律3,000をおくる。ただし、本人の場合に限る。(結婚、出産、死亡、その他)

[事務局]

  第10条 劇団事務局は、代表宅におく。

[会計年度]

  第11条 会計年度は4月1日から翌年3月31日までとする

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

6月6日(日)の稽古 [やまんばおゆき]

6月6日(日)今年初めての福山啓子先生、船津基先生の指導による稽古です。

20210615_210122.jpg

ようやくこの時が来ました。昨年の8月に公演延期を決定してから長かったです。福山先生、船津先生が今年も演出を引き受けてくださったお陰でこうして稽古を再開できました。本当に感謝しかありません。キャストの多くの皆さんが今回も参加をしてくださったことにも感謝します。残念ながら様々な事情で参加できなかった皆さん、やむをえないこととはいえ、昨年公演が実施できなかったこと申し訳ありませんでした。アマチュア劇団の非力を痛感しております。よろしければ次の機会にはぜひご一緒しましょう。

稽古場はいつもの四街道公民館ホール。久しぶりに13時から17時までの4時間稽古です。まずは1時間半ほどかけて台本の読み合わせをしました。みんな少し緊張していたかな。久しぶりの稽古ですからね。それに先生と初対面の人も何人かいました。
少し休憩してから福山先生、船津先生からのダメ出し。とても丁寧に分かりやすく説明してくださったので、みんなも演技の確かな手がかりをつかんだようです。

特に主人公おゆきが、夫や子供らに愛され、姑に認められていく過程の分析には感服しました。何でも「はいはい」と素直なおゆきですが、周囲の人々に様々な「提案」をし、1つずつ現状を変えていきます。そんなおゆきのたくましさこそがこの物語の骨なんですね。 それにしても様々な世代の声が混じり合う稽古は楽しいですね。 年配の方の渋い声もあれば、力にあふれる中年の皆さんの声もあります。さらに若い青年たちのツヤのある声、子役の元気な声も加わります。こんな風にいろいろな声が聞こえるのが理想の社会なんだなあとつくづく思いました。

4時間があっという間でした。充実した楽しい稽古でした。先生方ありがとうございました。キャストの皆さんお疲れ様でした。

次回ははやくも台本を持って立つそうです。私服の上に浴衣を着ること、舞台上におく家のエリアを稽古場にも再現するようにという指示がありました。 すでにセリフを入れている役者もいます。これからの稽古がますます楽しみです。

↓ 原作もいいですよ。遠州の山々の四季の移り変わりの描写がとても美しいです。

やまんばおゆき (国土社の新作童話)

やまんばおゆき (国土社の新作童話)

  • 出版社/メーカー: 国土社
  • 発売日: 2021/06/15
  • メディア: 単行本

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:演劇

御礼!『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』公演 [俺らってやっぱ天使じゃねえ?]

5月9日(日)の『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』公演にご来場いただき、誠にありがとうございました。
FB_IMG_1620623209882.jpg
FB_IMG_1620623200478.jpg
FB_IMG_1620623220049.jpg

1620028776011_page001.jpg

1620029410470_page002.jpg
隣の千葉市が蔓延防止重点区域隣区域に指定され、いつ公民館が休館になるかと心配しておりましたが無事に上演することができました。
感染防止等の理由で今回は40名の予約のお客様に限らせていただきました。こんな状況の中、予約をして観に来てくださったお客様方には感謝しかありません。
とにかく精一杯の演技をお見せしようと気負ってしまったのか本番は色々なミスがありました。久しぶりの舞台でみんな緊張していたのかもしれません。午前中のゲネプロではなかったセリフのトチリもいくつかありました。本番ではそれまで完璧だったセリフを忘れることもよくあります。ナマモノですからご容赦ください。何とか他の役者がアドリブでつないだので大事には至りませんでした。
突然、四街道市の防災行政放送が流れるというハプニングもありました。換気しながらやってるとこういうこともあるんだと勉強になりました。ニュースキャスターのセリフとかぶって聞きづらかったですね。失礼しました。
あまり笑ってはいただけませんでした。喜劇は難しいですね。それもひとえに作・演出の私、高平の責任です。今回の反省を踏まえてもっといい作品を作れるように精進したいと思っています。
今回の舞台には照明もありませんでした。窓から注ぐ外光とホールの電灯の下で演じました。キャストはマスクをしており、ホールは残響音がひどいのでお聞き苦しいところが多々あったかと思います。その上、お客様にはマスクの上にフェイスシールド着用をお願いしました。フェイスシールドをすると視界が歪んで見にくかったという苦情もいただきました。かなりストレスがたまったのではないでしょうか。本当に申し訳なく思っています。
演じる私たちも丸腰で決闘に臨むような心細さを感じていました。
今回の公演を通じて感じたことは自分たちがこれまでいかに恵まれた環境の中で芝居をやっていたかということです。
毎年、本公演を四街道市文化センターという大きな会場で上演させてもらっていました。ここ数年は劇団アルファーに舞台を作っていただき、プロの土田保さんに照明を当ててもらっていました。広い舞台で500人近いお客様に観ていただくことができました。
新型コロナの蔓延を通して、自分たちが失ったものの大きさを痛感しました。だからこそ失ったものを取り戻したときは、以前よりもっと大切にしたいと思います。
もちろん、お客様もそうです。今回来ていただいた40人のお客様をはじめとして、多くのお客様に支えられて来たことを肝に銘じて、12月の第31回公演、30周年記念公演に臨みたいと思っています。
12月公演の演目は、31年前、四街道市民の皆さんが朗読劇として演じた『やまんば おゆき』です。まだ座・劇列車が生まれる前のことです。
『やまんば おゆき』は、江戸時代に信州から峠を越えて遠州に嫁いだおゆきという女性の物語です。おゆきが嫁いだ村には60歳になったら巡礼に旅立つという掟がありました。もちろん巡礼に出れば二度と村には戻れません。ある日、山の畑で野良仕事をしているおゆきは不思議な声を聞きます。それはバチ山に住むというやまんばの声でした。
31年前、浜野卓也氏の名作を元に西田了先生が朗読劇として脚本を書いてくださいました。西田先生は当時劇団「あすなろ」の主宰でしたが、四街道市からの依頼で市民向けの講座を受け持っていました。最初の『やまんば おゆき』はその講座に参加した市民たちが演じました。座・劇列車はこの朗読劇の参加者だった人たちの立ち上げた劇団です。
現在の劇団員の中にも31年前の舞台に立った人が2名残っています。また、今回の公演に参加してくださる方の中にも2名いらっしゃいます。31年前と同じ作品に出演するというのはどのようなお気持ちなのでしょう。
残念ながら西田了先生は故人となられました。でも、きっと泉下から私たちの公演を見守っていてくださることでしょう。先生の教えを思い出しながら大切に演じたいと思います。
今回は、劇団員12名に加えて14名の市民の皆さんが出演してくださることになりました。また、演出は青年劇場の福山啓子先生、船津基先生にお願いしました。
脚本は西田先生の朗読劇の脚本を元に、高平九が福本先生、船津先生のご指導をいただきながら書きました。朗読劇の要素も残しながら、役者の演技も楽しんでいただけると思います。
12月には感染に怯えずに観劇していただけるようになっていることを祈っています。多くの方のご来場をお待ちしております。
nice!(0)  コメント(0) 

明日『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』公演 [俺らってやっぱ天使じゃねえ?]

明日は『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』公演です。
何とか上演ができそうでほっとしています。今年一番の暑さになるようですね。設定が残暑厳しい8月なのでちょうどいいかもしれません。

会場の広さの都合で、40名の予約のお客様に観ていただきます。明日、予約なしに来ていただいても入場はできませんのでご注意ください。なお、すでに40名に達しましたので予約は打ち切っております。

今日は最後の稽古です。ようやくアドリブを繰り出す余裕も出てきました。これから本番までは役者も台本から解放されて、物語の人物を自由に演じることができます。

たった一度の公演、コロナ退散を祈りつつ思い切り演じます。

20210417_152305.jpg
20210417_152301.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。