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6月8日土曜稽古です。 [天国までの百マイル]

今日は千代田公民館で4時間稽古でした。

まずは昨日の稽古で出来なかった二幕の続きを台本を持ったまま稽古しました。今回はいわゆるセリフ劇なので、それぞれの場面で人物の心情に裏打ちされた明確な演技(演出いわく「クサイ演技」)が要求されます。しかし、自分では人物の心情を理解して表現しているつもりでも、観ている人にはっきりと分かるレベルに達していないことが多い。それは自分では分かりません。他の人の演技を観ていると分かるのに、なぜか自分のこととなると全く分からないのです。これってお芝居のあるあるの一つですね。世阿弥の言う「離見の見」、つまり自分を離れて自分を客観的に見る目を持てればいいのですが……。

とにかく「やってるつもりなのに」という気持ちにとらわれないように気を付けています。演出を信じて素直に指摘を飲み込めば、少しはましな芝居が出来るようになるはずです。頑張ります。

一応、今日で転換などの技術的な設計図が見えて来たようです。すでに舞台を制作してくれる劇団アルファーとの打ち合わせも済んでいるので、あとは舞台上で私たち役者がどんな演技をするかです。セリフもなかなか入りませんが、全員のセリフが入ったところで通し稽古と言われているのでみんな頑張ってセリフを入れ始めると思います。もちろん、もう入っている人もいますけどね。

ここに来て見学の方もぼちぼちいらっしゃっています。入団希望はもちろんエキストラもまだまだ募集中です。四街道市近郊にお住みの皆さん。一緒に四街道市文化センターの広い舞台に立ってみませんか。楽しいですよ。

今日は稽古後、四街道駅前のお好み焼き屋で懇親会をやりました。
演出の長野さんを囲んでとても楽しい会になりました。

お疲れ様でした。

↓ 本公演作品の原作『天国までの百マイル』(浅田次郎)です。原作を読んでいただくと、さらにお芝居が面白いと思いますよ。


天国までの百マイル (講談社文庫)

天国までの百マイル (講談社文庫)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: 文庫



↓ 私のオススメの浅田次郎作品です。とにかく登場人物たちが格好いい。惚れてしまいます。


天切り松 闇がたり 1 闇の花道 (集英社文庫)

天切り松 闇がたり 1 闇の花道 (集英社文庫)

  • 作者: 浅田 次郎
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2002/06/20
  • メディア: 文庫



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