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四街道市民劇団 座・劇列車について(沿革、上演作品など) [その他]

ご無沙汰しました。久しぶりの書き込みです。

お陰様でこの数ヶ月で団員が15名から23名になりました。

新しい団員にも、また他の方にも劇団のことについてもっと知っていただきたいと思い、当劇団についてまとめてみました。

どんなことがきっかけで誕生した劇団なのか、またこれまでどんな作品を上演してきたのか、など劇団について興味のおありの方はぜひお読みください。

四街道市民劇団 座・劇列車について

★代表
 入村 信博(にゅうむら のぶひろ)

★団員
 23名(女性 12名 男性 11名)  2024年3月現在

★主な公演
 ●本公演 毎年12月に四街道市文化センターにて
 ●四街道公民館まつり公演 毎年10月公民館ホールにて
 ●SAMMU演劇祭公演 毎年2月山武市成東文化会館のぎくプラザにて

★主な稽古場
 四街道公民館

★定例稽古
 毎週金曜日 19時~21時
 毎月第2土曜日 15時~19時
 毎月第4日曜日 17時~21時

 ※ 土日稽古については都合により変更することがあります。また、11月はこの他に臨時稽古があります。

★入団費・会費

 入団費 2,000円 会費 月3,000円

 ※ 保険は全員加入してもらいます。費用は団費から支出します。この他、衣装代(私物にする場合など)、リハーサル・本番の弁当代などかかかります。

★チケット代金

 前売り・当日ともに 一般 1,000円。 高校生以下は無料。

 ※ チケットノルマはありません。売れたチケットのうち当日来てくださった分だけを団に納めていただきます。

★その他

《創立》
 1991年、四街道市文化振興事業として開講されたコミュニケーション講座に集まった市民が、「手づくり演劇」の名称で、講師の西田了、作・演出の『やまんば おゆき』を四街道市文化センターホールで上演しました。
 1993年、市の要請もあり「ミュージカル・イン・よつかいどう」という名称で活動を再開しました。
 1995年、有志が四街道市民劇団「座・劇列車」を創立し、以来年1回の四街道市文化センターでの本公演を中心に活動しています。

《西田了先生》
 劇団創立のきっかけをくださった西田了先生はかつて劇団あすなろの主宰でした。今でもあすなろの流れを汲む劇団アルファーに大道具、照明、音響でお世話になれているのは西田先生のお陰です。
 西田先生は第1回『やまんば おゆき』の他、第2回『ヤーノシク』、第3、4回『笠地蔵異聞~雪姫情話』、第5、6回『牡丹無情・里の恋歌』の作・演出、さらに第20回『ねむ太郎恋唄物語』、第21回『 羅生門異聞~辻唄の伝説』、第24回『雨情・慕情「下総のお吉」』の作・演出をしてくださいました。またその際には少しでもいい役者になれるようにと演技向上のための指導も開いていただきました。西田先生に教えていただいたことは劇団の宝物だと思います。これからも伝えていきたいと思っています。

《演目》
 作品のジャンルは特に決まっていません。とにかくお客様に喜んでもらえるような作品を上演したいと思っています。
 初期の作品はミュージカルでしたが、途中から既成のストレートプレイ(ミュージカルではなくセリフを中心とした演劇作品)を上演する劇団になりました。
 劇団員のオリジナル作品は第19回公演(2008年)の『夕暮れの蜃気楼』(加藤澄江)が最初ですが、最近では第27回公演(2016年)『クロスロード~運命をつなぐ四つ辻』(高平九)、第28回公演(2017年)『人情喜劇カリホルニアホテル』(高平九)、第32回公演(2022年)『オカリナの少年~クロスロード2』(高平九)、さらに第33回(2023年)『ヒーローのいる町』(田悟健一)と地元の四街道や千葉県を舞台としたオリジナル作品も上演するようになりました。

《演出》
 西田先生に演出をお願いした作品以外は、団員が演出も行っていましたが、最近は勉強のためということで、外部の演出家をお願いすることも増えました。
 前出の『人情喜劇カリホルニアホテル』、第30回(2019年)『天国までの百マイル』の演出を長野克弘さんに依頼しました。長野さんは演劇専門学校の講師を務めていらっしゃる方で、プロの役者さんとしてもテレビや映画でも活躍していらっしゃいます。
 2021年は30周年作品『やまんば おゆき』の演出を青年劇場の福山啓子さん、船津基さんにお願いしました。そして2024年は俳優の齋藤尊史さんに演出をお願いすることになりました。齋藤さんは千葉市出身で高校生のころは劇団ルネッサンスに所属していました。第1回千葉市芸術文化新人賞の受賞者でもあります。どんな演出をしてくださるか今から楽しみです。

《団員》
 10代から70代までの団員がいます。以前はほとんど四街道市民でしたが、現在は他の地域に住んでいる団員が半数を占めています。
 劇団の活動以外にも、市民ミュージカル、バレエ、オペラなどに参加する団員もいます。腹話術をやっている人もいます。合唱団に所属している人、ソロで歌っている人もいます。フラダンスの得意な人もいれば、タップダンスのグループを作っている人もいます。琉球舞踊をやっている人、空手をやっている人もいます。中には座・劇列車とは別に小さな劇団を立ち上げた人たちもいます。これを書いている私もパントマイムが大好きでクラウンQという道化師をしています。そんな個性豊かな人々の集まっている劇団です。

《本公演以外の活動》

 これまで高校の芸術鑑賞会公演、小学校中学校公演、幼稚園公演、老人施設公演、ボランティア公演など様々な活動をしてきました。
 四街道市文化センター以外でも、千葉市文化センター、若葉ホール、県文化センター小ホールなどで作品を上演したこともあります。
 毎年恒例なのは稽古場として使わせていただいている四街道公民館まつりです。最近では2023年に『村田さん』(鈴木聡)、2024年に『白雨五人男女?』(高平九)を上演しました。
 昨年から続いて参加しているのは山武市自主事業「SAMMU演劇祭」です。一昨年、昨年と公民館まつりと同じ演目を上演しました。
 今年の本公演以外の公演については未定ですが、機会があれば積極的に参加したいと思います。

《本公演作品一覧》 

1991年 第1回 やまんばおゆき(原作 浜野卓也、脚本・演出 西田 了 )
1992年 第2回 ヤーノシク(チェコスロバキア民話、演出 西田 了)
1994年 第3回 笠地蔵異聞~雪姫情話(作・演出 西田 了)
1994年 第4回 笠地蔵異聞~雪姫情話(作・演出 西田 了)アンコール公演
1995年 第5回 牡丹無情・里の恋歌(作 西田 了、演出 高橋秀郎)
1995年 第6回 牡丹無情・里の恋歌(作 西田 了)
1996年 第7回 人生は、ばら色…?(作 木庭久美子、演出 大坪 稔)
1997年 第8回 雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた(作 清水邦夫、演出 高橋秀郎)
1998年 第9回 二十二夜待ち(作 木下順二、演出 長澤志保子)・広くてすてきな宇宙じゃないか(作 成井 豊、演出 入村信博)
1999年 第10回 すみれさんが行く(作 斎藤紀美子、演出 大坪 稔)
2000年 第11回 私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト(作 北村 想、演出 高橋秀郎)
2001年 第12回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
2002年 第13回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
2003年 第14回 貧乏物語(作 井上ひさし、演出 高橋秀郎)
2004年 第15回 ゴジラ(作 大橋泰彦、演出 伊橋幸男)
2005年 第16回 人生は、ばら色…?(作 木庭久美子、演出 高橋秀郎)
2006年 第17回 父が帰る家(作 木庭久美子、北原 汎)
2007年 第18回 いやいやながら医者にされ(作 モリエール、高橋秀郎) 
2008年 第19回 夕暮れの蜃気楼(作 加藤澄江、演出 高橋秀郎)・異本竹取物語(作 榊原政常、演出 北原 汎)
2009年 第20回 ねむ太郎恋唄物語(作・演出 西田 了)
2010年 第21回 羅生門異聞~辻唄の伝説(作・演出 西田 了)
2011年 第22回 煙が目にしみる(作 堤 泰之、北原 汎)
2012年 第23回 見果てぬ夢(作 堤 泰之、入村信博)
2013年 第24回 雨情・慕情「下総のお吉」(作・演出 西田 了)
2014年 第25年 ブンナよ、木からおりてこい(原作 水上 勉、脚本 小松幹生、演出 北原 汎)
2015年 第26回 陽気な地獄破り(作 木下順二、演出 小林和子)
2016年 第27回 クロスロード~運命をつなぐ四つ辻(作 高平 九、演出 北原 汎・長谷川雅一) 
2017年 第28回 人情喜劇 カリホルニアホテル(作 高平 九、演出 長野克弘)
2018年 第29回 袴垂れはどこだ(作 福田善之、演出 長谷川雅一)
2019年 第30回 天国への百マイル(原作 浅田次郎、脚本 八木柊一郎、演出 長野克弘)
2020年(コロナ感染のため文化センターを使用できず中止)
2021年 第31回 やまんば おゆき(原作 浜野卓也、脚本 西田 了、脚色 高平 九、演出 福山啓子・船津 基)
2022年 第32回 オカリナの少年~クロスロード2(作・演出 高平 九)
2023年 第33回 ヒーローのいる町(作・演出 田悟健一)

《本公演以外の上演作品》

●「笠地蔵異聞~雪姫情話」(作・演出 西田 了)
 富里町洗心小学校 1994年
●「牡丹無情・里の恋歌」(作・演出 西田 了)
 県生涯学習フェスティバル95 1995年
●「その後の桃太郎」(作 大久保和彦)
 四街道公民館、あすみの丘 1997年
 福寿大学(演出 北原 汎)、千代田中学校予餞会(演出 大坪 稔)、竹林の家 2000年
 鹿放ふれあい広場、若葉ホール 2001年
●「そら豆が煮えるまで」(作 久保田万太郎)
 千代田保育所、八木原小学校 1997年
 福寿大学 1998年
●朗読劇「戦争は終わらないヒロシマの有る国で」(作 照屋 洋)
 1999年
●「私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト」(作 北村 想、演出 高橋秀郎
 千葉市文化センター(初の有料公演)2000年
●「煙が目にしみる」(作 堤 泰之、演出 北原 汎)
 若葉ホール 2001年
 のぎくホール、八街公民館、京葉高校芸術鑑賞会 2002年
 若葉ホール舞台セミナー 2003年
●「毒きのこ」(作 飯沢 匡)
 四街道公民館、千代田公民館 2002年
 旭公民館 2003年
●「泣いていた赤鬼」(作・演出 石川和子)
 中央保育所 2003年
●「村一番の大欅」(作 伊藤貞助)
 四街道公民館(演出 北原 汎) 2003年
 旭公民館(演出 北原 汎) 2005年
 わろうべの里(演出 中根恵子)、四街道公民館(演出 中根恵子) 2010年
 四街道市芸文協研修会(演出 中根恵子) 2012年
●「貧乏物語」(作 井上ひさし、演出 高橋秀郎)
 千葉市文化センター 2003年
●「注文の多い料理店」(原作 宮沢賢治、脚本 さねとうあきら、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2004年
●「ゴジラ」(作 大橋泰彦、演出 伊橋幸男)
 千代田中30周年式典 2004年
 若葉ホール舞台セミナー 2005年
●「濯ぎ川」(作 飯沢 匡)
 千代田公民館(演出 高橋秀郎) 2006年
 プリミエール酒々井(演出 北原 汎)、四街道公民館(演出 北原 汎) 2016年
 八木原小学校(演出 北原 汎) 2018年
●「父が帰る家」(作 木庭久美子)
 四街道公民館(演出 高橋秀郎)、千葉市文化センター(演出 北原 汎) 2006年
 青葉の森芸術文化ホール(演出 高橋秀郎) 2007年
●「いやいやながら医者にされ」(作 モリエール、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2007年
●「夕暮れの蜃気楼」(作 加藤澄江、演出 高橋秀郎)
 四街道公民館 2008年
●「今昔の詩 草原の涙」(作・演出 西田 了)
 四街道公民館 2009年
●「羅生門異聞~辻唄の伝説」(作・演出 西田 了)
 千葉市文化センター 2010年
●「アエイウエオア王」(作 菅井 健、演出 中根恵子)
 四街道公民館 2012年
●「見果てぬ夢」(作 堤 泰之、演出 入村信博)
 バレンタイン演劇祭(南部青少年センター) 2013年
●「白雨五人男女?」(作 高平 九)
 四街道公民館(演出 入村信博) 2014年
 県文化会館小ホール(演出 高平 九) 2019年
 四街道公民館(演出 高平 九) 2023年
 長寿大学(演出 高平 九)、第2回SAMMU演劇祭(のぎくホール)(演出 高平 九) 2024年
●「陽気な地獄破り」(作 木下順二、演出 小林和子)
 千葉市文化センター 2015年
●「穴~キツネとネズミの物語」(作 高平 九、演出 北原 汎)
 やぎはらサロン他 2018年
●「ベランダードリーム」(作 高平 九、演出 長澤志保子)
 やぎはらサロン他 2018年
●「かあさんの歌」(原作 サトウハチロー、脚色 西田 了、演出 北原 汎)
 四街道公民館 2018年
●「俺らってやっぱ天使じゃねえ」(作・演出 高平 九)
 四街道公民館 2021年
●「村田さん」(作 鈴木 聡、演出 高平 九)
 四街道公民館 2022年
 第1回SAMMU演劇祭(のぎくホール) 2023年 以上
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謹賀新年 [その他]

あけましておめでとうございます。
今年は元旦から能登地震があり、おめでとうを言うのも憚られますが、今は被災地の皆さんの御無事を祈るしかありません。

昨年は12月の『ヒーローのいる町』(田悟健一 作・演出)に御来場いただきありがとうございました。

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若手団員による初めてのオリジナル作品でした。

田悟を初めて若手団員も増え、お陰様で今年は20名の大所帯となりました。全員がキャスト志望ですのでまずは脚本を選ぶのが至難の業ですが、1月中には7作の上演候補作品を3作までしぼることになっています。

今年は千葉市出身のプロの役者さんに演出をお願いすることになっています。劇団の演出家を育てることも大切ですが、プロの演出を学ぶことも劇団の財産になるはずです。どんな演出をしてもらえるか楽しみです。

第34回公演もよろしくお願いします。

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明けましておめでとうございます。 [その他]

明けましておめでとうございます。
お陰様で昨年は多くの方に公演を観ていただくことができました。
ありがとうございました。

今年も12月4日(日)に第32回公演を予定しております。
今年こそ感染症の心配をせず、会場一杯のお客様をお迎えできることを祈っております。

さて、告知が遅くなりましたが、ケーブルテレビ296で『やまんば おゆき』公演の録画を放送しています。

1月 3日~ 7日  14時30分~15時30分 第一幕

1月10日~14日 14時30分~15時30分 第二幕

ケーブルテレビ296とご契約されている方は観てやってください。

今年も劇列車をよろしくお願いいたします。

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新団員募集中です! [その他]

四街道市民劇団 座・劇列車では新人を募集しています。


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30年四街道を中心に活動を続けて来た老舗アマチュア劇団です。

「四街道市民劇団」ではありますが、団員の居住地に決まりはありません。稽古場に通っていただける方ならどなたでもお迎えします。初心者大歓迎です。

年1回12月の定期公演のために1本ずつ心を込めて作品作りをしています。これまでは特に作品の傾向などを決めず、団員が面白いと思った作品を上演してきました。会場は四街道市文化センターです。詳細は後掲の「過去の上演作品」を御覧ください。

○稽古場所は主に四街道公民館です。 四街道市四街道1532-17  JR四街道駅から徒歩10分

定例稽古は毎週金曜日午後7時から9時まで。 他に月に2回の土日4時間稽古もあります。現在は12月5日の30周年公演『やまんば おゆき』のために、月3回の土日稽古をしています。

会費 入会費 2千円 月 3千円

定期公演のチケットは千円で団員が手売りします。チケットノルマはありません。ただし、チケットを売った分だけ公演後に劇団に納めていただきます。

まずは見学にいらっしゃいませんか。ご希望の方はこちらに連絡をお願いします。

zagekiresha@gmail.com(劇団代表 入村信博)

○最後に代表からのメッセージです。

一緒に“芝居創り”をしてみませんか!!  代表 入村信博

  現在、団員は10名(男性4名、女性6名)、和気藹々、芝居創りを楽しんでいます。四街道市のバックアップも有り、毎年秋に会場(四街道文化センター大ホール)確保して頂き、公演できることは嬉しい限りです。演劇を通して少しでも地域文化振興に貢献できればと考えています。さあ、一緒に感動の舞台創りに挑戦してみませんか? 「ああでもない、こうでもない」と言いつつ創りあげ、そして本番の緊張感、終演後の達成感、解放感は病み付きになる事、間違いなし。参加は四街道在住、在勤などに関係なく、どなたでも参加できます。ご連絡お待ちしています。見学も大歓迎、まずは遊びに来てみて下さい。

過去の上演作品(定期公演のみ)

1991 やまんばおゆき(西田 了)
1992 ヤーノシク(西田 了)
1993 笠地蔵異聞~雪姫情話(西田 了)
1994 笠地蔵異聞~雪姫情話(西田 了)
1995 牡丹無情・里の恋歌(西田 了)
1995 牡丹無情・里の恋歌(西田 了)
1996 人生は、ばら色…?(木庭久美子)
1997 雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた。(清水邦夫)
1998 二十二夜待ち(木下順二)
     広くてすてきな宇宙じゃないか(成井 豊)
1999 すみれさんが行く(斎藤紀美子)
2000 私の青空 HELLO! こちらウォーキンポスト(北村 想)
2001 煙が目にしみる(堤 泰之)
2002 煙が目にしみる(堤 泰之)
2003 貧乏物語(井上ひさし)
2004 ゴジラ(大橋泰彦)
2005 人生は、ばら色…?(木庭久美子)
2006 父が帰る家(木庭久美子)
2007 いやいやながら医者にされ(モリエール)
2008 異本竹取物語(榊原政常)・夕暮れの蜃気楼(加藤澄江)
2009 ねむ太郎恋唄物語(西田 了)
2010 羅生門異聞~辻唄の伝説(西田 了)
2011 煙が目にしみる(堤 泰之)
2012 見果てぬ夢(堤 泰之)
2013 雨情・慕情「下総のお吉」(西田 了)
2014 ブンナよ、木からおりてこい (水上 勉 作/小松幹生 脚色)
2015 陽気な地獄破り(木下順二 作/小林和子 演出)
2016 クロスロード~運命をつなぐ四つ辻~(高平 九 作/北原 汎・長谷川雅一 演出)
2017 人情喜劇 カリホルニアホテル(高平 九 作/長野克弘 演出)
2018 袴垂れはどこだ(福田善之 作/長谷川雅一 演出)
2019 天国までの百マイル(浅田次郎 原作/八木柊一郎 脚本/長野克弘 演出)


劇団規約

[名称]   第1条 劇団は、四街道市民劇団「座・劇列車」と称する。 [目的]

  第2条 劇団は、演劇活動を通じて豊かな人間性を養い、社会的教養を高め、地域社会に貢献することを目的とする。政治、宗教にはもっぱら関わらない。

[団員]

  第3条 入団資格は、性別・年齢・経験は問わないが、自分の意志で積極的に練習に参加できる者とする。

[活動]

  第4条 劇団は、目的達成のため、次の活動を行う。
 (1) 舞台公演
 (2) 施設訪問
 (3) その他、劇団の目的達成に必要な事項

[会費]
 
  第5条 劇団の運営は、入会金及び月会費と寄付金等をもってこれにあてる。
 (1) 入会金2,000円
 (2) 月会費3,000円(1,500円学生)
 (3) :原則、納入は月納とする。

[会議]

  第6条 劇団の会議は、総会及び役員会とする。
    総会は、年1回以上、代表がこれを招集し、会務を統括し次の事項を行う。
 (1) 活動に関する事項
 (2) 会計に関する事項
 (3) 規約の改正
 (4) 役員の改選
 (5) その他、劇団の運営に必要な事項

  役員会は、必要に応じ代表がこれを招集し、開催する。

[役員]

  第7条 劇団の役員は、総会において選出する。
    劇団に次の役員をおく。
 (1) 代表1名    (2) 副代表若干名 (3) 会計2名
 (4) 会計監査2名
 (5) 事務局 若干名 (事務局に事務局長、総務、企画、広報、書記記録をおく)

       役員の任期は1年とする。ただし、再任は妨げない。
  役員に欠員を生じた場合は、速やかに後任者を選出し、残任期間に当てる。

[入・退団]

  第8条 団員が入・退団する場合は、事前に入・退団届を提出しなければならない。入・退団は、入・退団届を提出した月をもって決定とする。したがって、当月分の会費は納入するものとする。

[慶弔]

  第9条 団員の慶弔時には、一律3,000をおくる。ただし、本人の場合に限る。(結婚、出産、死亡、その他)

[事務局]

  第10条 劇団事務局は、代表宅におく。

[会計年度]

  第11条 会計年度は4月1日から翌年3月31日までとする

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オタンコナス! [その他]

前回のワークショップで「感情表現トレーニング」というレッスンをやりました。

私の担当は、

(不機嫌に)
(男)おい、いつまで黙ってるんだ! オタンコナス!」
(女)ねえ、いつまで黙ってるのよ! ガンコなんだから!

元々のレッスンは括弧内の感情を込めて台詞を言うだけです。今回はそのレッスンに加えて、台詞を言うときの状況をそれぞれ想像して発表してみようという課題を出しました。

私はコンビニで万引きをして捕まった妻を引き取りに行く夫という状況を設定しました。コンビニの事務室で黙ったまま反省した様子もない妻に向かって発する台詞です。

ところが言いながら何か違和感がありました。台詞を聞いていた団員からも「オタンコナス」という言葉の意味について質問がありました。私は違和感の原因がこの「オタンコナス」という言葉だと思い、家に帰ってから確認しました。調べてくれた女性の団員がなぜか意味を発表することに躊躇していたのも気になりました。

「おたんこなす」の元の形は「おたんちん」で、吉原遊廓の遊女達が使っていた符丁だそうです。好きな客の場合には「ねこ」と言い、好かない客は「おたんちん」。

ネコという動物は一日中寝ているから「寝子」と呼ばれたという説がありますが、遊女もまた「寝る」のが仕事なので遊女を表す言葉でもありました。そういう遊女たちが進んで寝たいと思う客だから、好きな客を「ねこ」と呼ぶのでしょうか。

一方「おたんちん」は「御短チン」という意味です。説明は必要ありませんね。「おたんこなす」は「チン」をその形状から「小茄子」に喩えたのだそうです。

ということで、「おたんこなす」はもともと女性が男性に向かって言う言葉なんですね。

今では「おたんちん」も「おたんこなす」も間抜けな相手をののしる言葉として性別に関係なく使われる語ですが、やはり女性が男性に言った方がしっくりきます。これが私の違和感の正体だったのかもしれません。

意味的にはまちがっていなくても、語源などの影響でなんとなく使い方が制限される言葉ってあると思います。

たとえば「つるむ」という言葉。江戸時代にはすでに「連れ立つ」という意味で使われていましたが、
もともとは「交尾」を意味する言葉です。今でも若い女性などが使うとちょっと違和感があります。

趣味とはいえ脚本や小説を書いている私としては、このような語源や語感にも敏感にならなければならないとあらためて感じるできごとでした。


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公演延期のお知らせ [その他]

残念なお知らせです。
12月6日(日)に予定していました第31回公演『やまんばおゆき』を延期することにいたしました。

今年は創立30周年の節目ということで、青年劇場の福山先生、船津先生に演出をお願いしました。また、多くの市民の皆さんに参加していただくことになっていました。公演を楽しみにしてくださっていた方もいらっしゃったと思います。ご期待に沿えず誠に申し訳ありません。

来年の12月に第31回公演『やまんばおゆき』を上演する予定です。演出は青年劇場の福山先生、船津先生に引き続きお願いすることができました。劇列車はいささか長い停止信号で止まってはおりますが、乗務員は元気いっばい。さあ、来年の公演に向けて出発進行!

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ホームページ代表挨拶更新 [その他]

劇団ホームページの入村代表挨拶を更新しました。
ホームページには30年間に上演した作品の記録(公演写真、チラシ画像など)も掲載しています。

まだご覧になっていない方は一度覗いてみてください。

http:// www015.upp.so-net.ne.jp/ZaGekiressha

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謹賀新年 [その他]

あけましておめでとうございます。
昨年も座・劇列車への応援ありがとうございました。

今年は12月6日に30周年公演を予定しております。毎年積み重ねて参りました公演も31回になります。これまで支えていただいたすべての皆様に感謝を込めた公演にしたいと思っております。

劇団員は現在13名。最初の公演から参加している団員が3名おります。ベテランの団員もすこぶる元気
。そこに若手の団員3名も加え、ますます劇列車の快走は続きます。

今年もご支援よろしくお願いいたします。

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台風15号被災のお見舞い [その他]

台風15号に被災された皆様、心よりお見舞い申し上げます。

                       四街道市民劇団 座・劇列車団員一同
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『白雨五人男女?』好評でした! [その他]

2月23日土曜日

第31回千葉県文化芸術フォーラム  平成のちば文化 和と洋のハーモニー

にて

『白雨五人男女?』(しらさめごにんおとこおんなはてな)
                                高平九 作

を上演いたしました。

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会場は千葉県文化会館小ホールです。


文化財団による式典の後、千葉県三曲協会の「和の調べ」、日本舞踏協会の公演、そして流山市文化協会洋舞部によるJAZZDANCE「Roxies」と、千葉県を代表する文化団体の素晴らしい公演が続きました。それぞれ30分という限られた時間でしたが、いずれも長い歴史を持つ団体らしい厚みと深みのある公演で観客の皆様を魅了していました。


座・劇列車は来年30周年を迎える老舗劇団ではありますが、それらの団体の中では最も歴史も浅く、目の肥えたお客様に楽しんでいただけるか公演前には多少の不安になりました。


しかし、公演が始まるとたいそうお客様の反応が良く。役者も乗せられていつも以上の演技が出来またように思います。もちろん、他の団体の皆さんがしっかりお客様の心をつかんで、会場を温めてくださったことにも助けられました。30分という短いリハーサルにもかかわらず、細かいところまで丁寧に対応してくださったホールスタッフの皆さんにも助けていただきました。お客様をはじめ多くの皆さんに支えられて公演が出来たことにとても満足しております。


また、今回の演目はキャストは5人ですが、残りの8人がサポートとしてそれぞれの役割に尽力しことで、結果としていいパフォーマンスを引き出したようにも感じます。芝居というのはこうやって作るんだなということを改めて実感することができました。


最後に中年の劇団員を見事に可愛い女子校生に変身させてくださった流山市文化協会洋舞部の皆様。ご自分たちの出演の直前にもかかわらず、メイクや服装、仕草などのアドバイスありがとうございました。たまたま同じ楽屋になっただけの淡いお付き合いでしたけど、こういう出会いが女子高生に足りなかった最後のピースを加えてくれたのだと思います。お世話になりました。
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