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6月6日(日)の稽古 [やまんばおゆき]

6月6日(日)今年初めての福山啓子先生、船津基先生の指導による稽古です。

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ようやくこの時が来ました。昨年の8月に公演延期を決定してから長かったです。福山先生、船津先生が今年も演出を引き受けてくださったお陰でこうして稽古を再開できました。本当に感謝しかありません。キャストの多くの皆さんが今回も参加をしてくださったことにも感謝します。残念ながら様々な事情で参加できなかった皆さん、やむをえないこととはいえ、昨年公演が実施できなかったこと申し訳ありませんでした。アマチュア劇団の非力を痛感しております。よろしければ次の機会にはぜひご一緒しましょう。

稽古場はいつもの四街道公民館ホール。久しぶりに13時から17時までの4時間稽古です。まずは1時間半ほどかけて台本の読み合わせをしました。みんな少し緊張していたかな。久しぶりの稽古ですからね。それに先生と初対面の人も何人かいました。
少し休憩してから福山先生、船津先生からのダメ出し。とても丁寧に分かりやすく説明してくださったので、みんなも演技の確かな手がかりをつかんだようです。

特に主人公おゆきが、夫や子供らに愛され、姑に認められていく過程の分析には感服しました。何でも「はいはい」と素直なおゆきですが、周囲の人々に様々な「提案」をし、1つずつ現状を変えていきます。そんなおゆきのたくましさこそがこの物語の骨なんですね。 それにしても様々な世代の声が混じり合う稽古は楽しいですね。 年配の方の渋い声もあれば、力にあふれる中年の皆さんの声もあります。さらに若い青年たちのツヤのある声、子役の元気な声も加わります。こんな風にいろいろな声が聞こえるのが理想の社会なんだなあとつくづく思いました。

4時間があっという間でした。充実した楽しい稽古でした。先生方ありがとうございました。キャストの皆さんお疲れ様でした。

次回ははやくも台本を持って立つそうです。私服の上に浴衣を着ること、舞台上におく家のエリアを稽古場にも再現するようにという指示がありました。 すでにセリフを入れている役者もいます。これからの稽古がますます楽しみです。

↓ 原作もいいですよ。遠州の山々の四季の移り変わりの描写がとても美しいです。

やまんばおゆき (国土社の新作童話)

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