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 本公演作品仮決定! [台本選定]

本公演作品仮決定の予定でしたが、遅れて参加する人が何人かいたので、はじめにボランティアで上演する作品の稽古をしました。

「地獄見物」(水谷章三 作)

キャストは昼組、夜組混合で台本を手に持ったまま半立ちの稽古をしました。

この芝居は一昨年上演した「陽気な地獄破り」とほぼ同じ内容ですので、その世界観は誰もがつかんでいます。ただ、10分程度の芝居をどう見せるか、狭い舞台をどう使うかで、かなりの工夫が必要であることが、立って動くことで実感されました。色んな動きを試しながら2回繰り返しました。

八木原サロン(地域のお年寄りのサロンです)で上演する作品の稽古をしました。団員のNさんが中心になってずっと続けている活動です。これはイスに座り本を持ったままの朗読劇に近い形で上演します。こちらも2回繰り返しました。

団員が揃ったところで本公演の作品選定会議を行いました。

最後に残った作品は、

①「天国への百マイル」 (浅田次郎 原作/八木柊一郎 脚本) ②「袴垂れはどこだ」(福田善之 作) ③「カリホルニアホテル」(高平 九 作)
の3作です。

全員が作品それぞれについて意見を述べました。

「天国への百マイル」は何度読んでも感動的な話なのでぜひ上演したいという意見が多かったです。主役のセリフの量と、いくつかの男性の役を女性が演じなければならない点が課題だと改めて確認されました。

「袴垂れはどこだ」は古い作品ではありますが、その普遍的なテーマ、ストーリーの面白さに魅了された団員が多いようです。ただ、とにかく長いので少しカットしないと演じる側も観客側も負担が大きいのではないかという意見が出されました。

「カリホルニアホテル」の春バージョンは1時間と短いことが問題でした。内容的にも物足りないので、本公演には向かないという意見が多かったように思います。それと比べて夏バージョンの人気は高く、上演時間(約100分)の点でも、また作品の面白さという点でも評価が高かったと感じました。
問題は夏バージョンは春バージョンのあくまで続編なので、この作品だけを上演した場合、提示されていない情報がいくつかある点です。

話し合いと挙手による投票の結果、今年度の作品は、

「カリホルニアホテル」(高平九 作)   ※夏バージョン

と決定しました。

今週金曜日には、続編ではなく単独の作品として上演できるように修正を加えた台本を作者が用意してくれることになっています。

公演まで約10カ月。どんな作品になるか楽しみにお待ちください。
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