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『カリホルニアホテル』公演写真とあらすじ [カリホルニアホテル]

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公演写真の一部を掲載します。写真を見ながらあらすじを振り返ってみましょう。

写真の無断転載は御遠慮ください!

この作品のテーマは「嘘」です。

舞台
 こんなステキな舞台を作ってもらいました。ホテルのロビーです。後ろにはリアルな椰子の木があります。これは舞台美術担当の北原さんの手作りです。これだけでリゾート感がありますね。

小さいけどシャンデリアが2つあります。これは舞台を作ってくれた劇団アルファーが持って来てくれました。立派なホテルになりました。

四街道市文化センターは1,000席弱のホール。今回は約500名のお客様をお迎えできることができました。欲張りですが、一度くらい超満員にしたいものです。

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オープニング

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↑ オープニングはキャストのダンスシーンからはじまりました。写真中央は売店係の鴨川(大場)
  振付は川島とも子先生です。

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1場

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↑  お客様(長澤/写真左)に叱られるコンシェルジュの早苗(中根/写真右)

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↑ 早苗を気遣う恋人未満のドアボーイトム(入村/写真中央)

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1場はコンシェルジュの早苗が、お客の要望に応えられずに悩んでいるところからはじまります。ドアボーイのトム、売店担当の鴨川、そして早苗の両親などが彼女を支えます。

↑ 真子(早苗の母/写真中央)と娘の早苗が憲一(早苗の父/写真左)に隠し事があることを知った客室係の美沙子は、2人に自分の嘘につきあってくれと頼みます。

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2場

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↑ 1場と2場の間になぜかハードロックのバントシーン(シルエット)が……。
これは美沙子と孫のゆいが「ブラックスカル」というバンドのファン同士として偶然出遭ったことから入れたものです。ゲスト出演の皆さん、シルエットでの熱演ありがとうございました。

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↑  美沙子(酒井/下の写真)とゆい(和田/上の写真右)がメールのやりとりをしています。2人は「ブラックスカル」というバンドのファンとして出遭いましたが、実はゆいは美沙子が離婚した夫のところに残してきた娘が産んだ孫なのでした。

美沙子はゆいにお金を送っていましたが、見栄を張って自分がホテルのオーナーだと嘘をつきます。ところが、突然ゆいがホテルに来たいと言い出して、美沙子はパニックに陥ります。

そこで美沙子は真子と早苗親子に自分がホテルのオーナーであるかのように芝居をしてほしいと頼むのでした。

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3場

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↑ 人助けはコンシェルジュの本分だと美沙子の頼みを引き受けた早苗は、ホテルの仲間を集めて美沙子の嘘に協力するように依頼します。母親の真子はそんな早苗の行動に不安を抱きます。

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↑ ゆいがホテルにやってきます。なぜか大学の名誉教授上野(北原/写真左から2番目)を伴っています。

計画では、ゆいと入れ違いにアメリカにホテルの視察旅行に行くはずだった美沙子が、急にアメリカには行かないと言い始めて早苗たちは動揺します。計画を成功させるにはゆいと美沙子が一緒にいる時間が短いほどよいからです。なぜ美沙子は勝手に計画を変更したのか。それは「相談がある」というゆいの言葉と上野の存在が原因のようです。

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4場

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↑  場面がホテルの客室(和室)に変わります。美沙子、そして美沙子の夫に扮する憲一がゆいの相談を聞きます。上野とゆいの関係を誤解していた美沙子と憲一でしたが、どうやら2人は「ブラックスカル」のファン同士というだけの関係のようです。しかし、母親をないがしろにした身勝手なゆいの言葉に美沙子は思わず手を上げてしまいます。

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5場

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↑ ホテルのオーナー彰子(小林/写真右奥赤い服)は、大手ホテルチェーンの創始者であるトムの曾祖父ボブに招かれてアメリカ中をまわっているはずでしたが、なぜか突然帰国してきました。

ちなみに彰子の息子、マザコン支配人の誠一郎(長谷川)は写真中央黒服です。

美沙子に殴られたゆいが泣きながらロビーに駆け込んできて「オーナーに殴られた」と訴えます。

事情を知らない彰子がそれを問いただし、ホテルの従業員たちがなんとか取り繕おうとするのでホテルは大混乱。

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↑  上野に興味をもったトムが身元を調べます。大学教授と名乗ったことは嘘だとバレます。

真子と早苗がついつい口を滑らせて、美沙子がオーナーだという嘘もバレてしまいます。ゆいは自分と母親に負担をかけないようにという美沙子の気持ちを理解して、その嘘を赦します。

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↑  騒動の中で思いを確かめ合ったトムと早苗。しかし、今度は彰子の口からトムの嘘があばかれます。トムは自分は大手ホテルチェーンの御曹司の1人だが、後継者となるにはライバルがたくさんいると早苗に説明していました。ところが実際は創始者であるボブのいちばんのお気に入りであり、あまつさえボブが決めたフィアンセがいるというのです。それを聞いた憲一は怒りにまかせてトムを殴ってしまいます。

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6場

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↑  右端がフロント係栗田(飯塚)です。いつもはすぐにセリフを覚える飯塚さんですけど、今回はほとんどセリフのない役でした。一緒に舞台に立っていても思わず笑ってしまいそうになる見事なコメディエンヌぶりでした。

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↑  すべて解決したかのように見えましたが、そこに例の客たちがやってきて、またも早苗を苦しめます。

左端がセレブの客(坪井)です。社長夫人の上品さと貫禄を見せてましたね。最初の早苗にクレームをつけたお客(長澤)はこの人の秘書ということになっています。ところが、実は……。

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↑ 鴨川が拾ってきた 駅前交番からのファックスに一同びっくり。この2人のお客の正体は……。

残念ながら写真はありませんが、この後ドタバタからエンディングのダンスへ、そしてカーテンコールへと続きます。

御来場いただいた皆様、ストーリーが複雑すぎて分かりにくかったかもしれません。この解説で少しはすっきりしていただけたでしょうか。またの御来場お待ちしております。

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