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「もえぎ」ボランティア公演 [ボランティア活動]

四街道市千代田の「もえぎ」というお年寄りのサークルで公演をしました。
演目は『ベランダー・ドリーム』(高平九)※

残念ながら私は参加できなかったので、今回「語り」として参加した中島さんの報告です。



今日は天気も薄曇り、気温も低く、また事前の雪予報の影響で例年20名を超える参加人数も、本日は13名にとどまりました。ところが13名の方の半分は、座・劇列車をご存知のかたのようで、ニューフェイスへの存在にも気が付かれ、劇団員の事も良くご存知の様子でした。また98歳の大ベテランの方も2名いらっしゃり、恒例行事のように楽しみにして頂いていた様子でした。上演はまず私の前説に始まり、得に抵抗感なく積極的にご参加くださいました。あとからのご感想の中で、「また同じような事が行われると思っていたけど、今回はなんだか得した気分です」とのお声も頂きました。そして北原さんのご挨拶によって、朗読劇への抵抗感もなかったように思います。本編に入りますと、13名という参加人数の少なさを思わない、盛り上がりぶり! 終始和やかな雰囲気でお客様からの、つぎつぎ起こる笑いの反応が嬉しく、思わず演者にも力が入りました。「たくさん笑って楽しませてもらえました。」「来年もまたお願いしたい」とのご感想も。ご参加くださった方々も、演じる役者側も、一緒になって楽しめた公演となりました。

中島さんは前説としても活躍したそうです。頼もしい新人です。

とにかくお客様の反応がよくて、キャストもいつも以上にノリノリで演じたそうです。お芝居はキャスト同士やスタッフとのコミュニケーションが重要ですけど、キャストとお客様が一緒に作るものでもあるんですね。

公演後、他のボランティアサークルからも「ぜひやってほしい」という話があるそうです。劇団の小品の定番になるといいですね。他のボランティアサークルの皆さん、ぜひ座・劇列車を呼んでください。


※『ベランダー・ドリーム』について

あるマンションに住む2組の夫婦の物語です。一方の主婦が夫の酒癖の悪さに悩んでいます。ある時、酒の席で上司を殴ってしまい、2度と酒は飲まないと誓いますが、なぜかズボンポケットに宝くじが1枚入っていて、しかもそれが一等当選クジ。気が大きくなった夫は隣の部屋の夫を誘って祝杯を上げ、またまた失敗をしてしまいます。このままでは夫が駄目になると思った妻は、隣の妻の勧めで、ある行動に出るのですが……。
落語の名作『芝浜』を本ネタにした作品です。上演時間約35分。興味のある方は「はりこのトラの穴」にて「高平九」を検索してみてください。
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