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ヨガインストラクター蛭川先生降臨! [稽古内容]

7月22日(日)
ヨガインストラクターの蛭川絵己子(ひるかわえみこ)先生をお迎えしてレッスンを受けました。蛭川先生は劇団員の高見沢さんが通っているヨガ教室のインストラクターです。教室に劇列車の本公演のポスターが貼ってあるのを見かけて、高見沢さんが芝居をやっていることを知り、12月の『カリホルニアホテル』を観てくださったそうです。先生ご自身劇団四季にも在籍していたすごい方なんです。

では今回のレッスンの様子を高見沢さんにレポートしてもらいましょう。


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  7月22日(日)に、元劇団四季で活躍されていたヨガインストラクターの蛭川絵己子さんをお迎えして、身体の講座「舞台に立つ為に必要な姿勢作り」と題して、研修会を行いました。前半は体つくりについて、後半は劇団四季での様子について話してもらいました。
 まず、舞台に立つ為の姿勢には、「柔軟性」「体幹」「それを支える土台の下半身」を鍛える必要があるということです。そのためのエクササイズを6つ程教えていいだき、みんなで実践してみました。①もも裏を伸ばす②腸腰筋を鍛える③胸、背中のストレッチ④体側のストレッチ⑤船のポーズ⑥フロントブリッジどれもできそうではありますが、目的にあった動きができているかが課題だと思いました。
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  後半は劇団四季の話です。四季の中では、役者部門とダンス部門、声楽部門があるそうですが、他の部門の人もヨガとクラシックバレーは必須だそうです。つまり、体が基本なんでしょうね。また、四季の人たちの言葉がはっきりして、滑舌がいいのは、台本をもらうと自分の台詞を全て母音に直すノートを作ってそれを発声するところから始まるそうです。また、他の人の台詞で自分がどういう感情になったかを記すノートも作っているそうです。これは台詞がなくその場にいる人にとっても重要な感情と動きとなるようです。劇団四季では、役者は感情を表現するのではなく、台本を伝えることが中心であるということです。また、やりやすい相手は、自分が合わせているのでなく、相手が自分に合わせてくれているのでやりやすいのではないかという役者ならではの裏話まで聞かせてもらいました。
 予定していた時間を過ぎても話をしてくれ、貴重なひと時を過ごすことができました。研修の後は、私たちの稽古を見て行ってくれました。私たちも刺激を受け、稽古にも熱が入った一日でした。



高見沢さん詳細なレポートありがとうございました。
たった1時間とは思えない充実した研修でしたね。文中のエクササイズについては写真入りの資料までいただきました。蛭川先生ありがとうございました。12月の本番は今回の観ていただいた稽古の百倍は良くなっていると思います(笑)

あくまで個人の感想ですが、役者として必要な身体作りたいと思いながら、なかなか具体的な方法となると何をやればいいか分からないものです。今回のエクササイズは丹田を意識したり、体幹を鍛えたりするのに有効なものばかりで、早速私も実践しています。
一方劇団四季のお話はプロの役者としての心構えを感じました。アマチュアであることに甘えず、やれることはやらなくてはダメですね。ちなみにセリフをローマ字に書き換えて、母音だけで発声するためのノートを作ってみました。思ったより大変でした。やはりプロの役者さんの努力は半端じゃありませんね。


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天国までの百マイル (朝日文庫)

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↓ 同じ浅田作品。我が家のイチオシ。登場人物たちの胸のすく啖呵に惚れ惚れしちゃいます。


闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 (集英社文庫)

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  • メディア: 文庫



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