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6月9日(土)の稽古だわい。 [袴垂れはどこだ]

6月9日(土)
17時~21時
四街道公民館和室にて4時間稽古です。

一場を半立でやりました。台本を持って動きを確認しながらやる稽古です。

冒頭、亡くなった旅の坊さんの卒塔婆の前に村人たちが集まっています。その卒塔婆の位置をどうするか。舞台奥、前、上下、様々な意見があったのですが、演出が卒塔婆を奥にしてじいさまが振り向くに従って村人たちも振り向くという劇的なオープニングを思い付きました。

何度か一場を繰り返したあと、役者だけで一場の動きをさらに検討しました。こういう役者が自分達で考える時間をもらえるとありがたいです。

その間、別室で後半に登場する少女小菊と男のシーンを稽古したようです。

最後の1時間はみんなで作品の主題や謎について話し合いました。福田善之先生が54年前にお書きになった作品ですが、現代日本の様々な問題とも無縁ではありません。また、単に貧困にあえぐ村人たちが立ち上がるという物語でもありません。本公演を見ていただけば、こな作品の複雑さや多様性を楽しんでいただけることでしょう。

こういう話し合いの場も大切だと思います。

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