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LINEで会議をしました。 [稽古内容]

LINEで会議をしました。

公民館が休館したこともあり非常事態宣言の期間は稽古も休むことになりました

入団してから15年になりますが、毎週金曜日に稽古があるのが当たり前でしたので何か妙な感じです。半数以上の劇団員は私よりも先輩ですから、何倍も寂しい思いをしていることでしょう。

そこで週に一回LINEを使ってみんなで会議(音声のみ)をすることにしました。今日は2回目ですが、7名の団員が参加して久しぶりに元気な声を聞くことができました。

主な議題は5月『俺らってやっぱ天使じゃねえ?』の稽古と公演についてでした。この件に関しては嬉しいことに全員が前向きでした。非常事態宣言が解除されたらすぐに稽古に入り、何としても5月公演をするということに決まりました。

話し合いは30分間という約束でした。準備した議題が意外にも早々に決着し、時間が余ったので12月の本公演『やまんば おゆき』についても話し合いました。

まずは昨年の出演者に出演の意向を確認することになりました。もちろん、今すぐには決められないという方もいると思います。家族の反対もあるかもしれません。そういうことも含めて回答してもらうことになりました。皆さんの回答を受けて演出部でキャストについて検討し、欠員を補う形で出演者を募集しようと考えています。原則、昨年のキャストを変更しないということも確認しました。

昨年から今年にかけて状況は一変してしまいました。

30周年記念公演は、『やまんば おゆき』を再演することが前から決まっていました。でも、単なる再演ではありません。「姥捨て」は老齢化が深刻となった現代にも通用するテーマだと信じて上演を決めました。

30年前の『やまんば おゆき』に出演した元劇団員にも声をかけました。四街道ミュージカルや千葉市民ミュージカルの出演者にも加わっていただきました。なるべく多くの市民の皆さんに出てもらってお祭りにしたいと思っていました。

嬉しいことに、青年劇場の福山啓子先生、船津基先生に演出をお願いすることができました。30年続いた劇団だからこそ、高名なプロの先生方に指導をしていただいて、自分たちの芝居作りを一から見直そうという意気込みで臨みました。

30年前の『やまんば おゆき』は朗読劇でした。劇団「あすなろ」を主宰していた西田了先生が脚本・演出を担当してくださり、四街道市民が多数参加した公演だったと聞いています。今回は朗読劇ではなくふつうのお芝居として上演することになり、まず高平九が西田先生の脚本を参考に新たに脚本を書きました。その脚本を福山先生、船津先生の御助言にしたがって書き直したのが現在の脚本です。

キャストも決まり、福山・船津両先生の丁寧なご指導で稽古も順調に進んでいました。

稽古が始まってすぐに、演出の先生方から作中に出てくる様々な事象について調べて理解を深めるように課題が出ました。出演者で分担して「江戸時代の農村の生活」とか「とちの実団子」などについて調べて発表し合うことは勉強にもなりましたし、また楽しい経験でもありました。

ところが、ようやく一回だけ半立ち稽古をしたところで、コロナ感染が広がったことによって稽古を中断せざるをえなくなりました。

結局、昨年末に予定していた公演を今年末に延期しました。その後状況はさらに悪化して今日に至っています。

緊急事態宣言によって多くの方が苦しい思いをしていらっしゃいます。その犠牲を無駄にせず、コロナ感染者数を減らしたいですね。さらにワクチン接種によってウィルスを黙らせれば、またマスクなしで笑ったり話したり歌ったりできる日常が戻ってきます。毎週芝居の稽古もできるでしょう。

そして、お祭りのような30周年記念公演にしたいものです。

その日を思い描いて今日を無事に乗り切りましょう。

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